
【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
北津留千羽(19)=福岡・128期=がデビュー戦の決勝進出への勝負駆けに成功した。
初日のレース後、「プロデビュー初戦は先行すると決めていた。
2日目も多くの声援を背にレースに臨んだ。バック3番手の好位置から捲り発進。直線を差し伸ばして、2着で確定板に名前を載せた。ポイントも上積みして勝負駆けにも成功し、決勝戦の切符を手にした。「今日の感じは悪くなかった。焦らず冷静にレースができたことが結果につながった」と振り返った。さらに日本選手権に参加中の父(北津留翼)が、デビュー戦を気にしてるという記事のことを伝えると照れ笑いを浮かべた。
「(決勝戦は)自在に何でもできるレースをしたい」と、再び好位置から見せ場をつくる。
▼10R(北津留千羽) 初日同様自力合戦でもつれれば、北津留に出番がまわってくる。
▼9R(愛敬博之) 「今節は初日からツキがある」と話す愛敬が単騎戦で車間を差し込む。7-136-136。
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決勝戦への勝負駆けに成功した北津留千羽