【ボートレース】審判長らに業務停止処分/徳山ボートで誤審/日本モーターボート競走会
 日本モーターボート競走会は2日、4月18日に徳山ボートであった誤審(6Rの失格艇の取り違え)について、「当該判定にかかわった審判委員長以下6人に対して、最大6カ月間の審判業務停止処分を含む懲戒処分を科した」と発表した。処分は5月1日付。


 同会は誤審の原因について、「審判委員長と各審判員との連携が取れていなかったことと、最終的な判定を下す際の確認不足に起因するもの」と説明。緊急に褒賞懲戒審議会を開き、処分を決めたという。

 誤って妨害失格とされた山口広樹(29)=福岡・123期=については、賞金の損害賠償を行い、妨害は取り消して選手責任外の失格に成績を修正した(下表=妨害だった山口は不完走失格に修正)。








 
 選 手 名
 
進入
 
ST
決まり手


1
2
 
 西野 翔太
 
2西野翔
 
13
逃げ


2
6
 
 森野 正弘
 
1大塚康
 
16
 


3
1
 
 大塚 康雅
 
3北川敏
 
14
 


4
4
 
 加藤 政彦
 
4加藤政
 
12
 



3
 
 北川 敏弘
 
6森野正
 
10
 



5
 
 山口 広樹
 
5山口広
 
11
 




 同会は「同様の事案を二度と発生させないよう緊急に審判委員長会議を開催し、再発防止策の検討を行い、審判体制の強化に取り組んでいる」としている。

 舟券にもかかわる誤審だったため、同会では払戻金相当額の損害賠償対応を31日まで行っている。詳しくは同会のホームページへ。


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徳山ボートの水面
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