
ダービー決勝2着でGP出走へ大きく前進した眞杉匠
日本選手権競輪(ダービー)は、年間6大会行われるGⅠの中でも最高格とされ、優勝賞金も最高額に設定されている。決勝の2、3着賞金も高額。
過去10大会(中止を除く)のダービー決勝2、3着選手の延べ20人のうち、その年のグランプリ(GP)を走った選手は16人。確率は8割。その16人のうち、4人は別のGⅠを優勝してGP出走を確定させたが、残りの12人は賞金上位でのGP出走だった。
今年は眞杉匠が2着、古性優作が3着。この実力者2人なら、長期欠場などがない限りGP出走権は手にしそうだ。
2016年はダービーが2回行われた。それまでの年度末開催からゴールデンウイーク開催への移行のためだが、この年だけは誰も賞金上位でのGP出走はできなかった。
その年を除けば、2着の延べ8人全員がGP出走。その8人のうち、GⅠ制覇でのGP確定は2月に全日本選抜を優勝していた郡司浩平だけ。7人はGⅠ優勝なしでもGPに乗れている。
ダービー決勝3着も、延べ10人のうち8人がGP出走。
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