【名古屋競輪・GⅠ日本選手権】眞杉匠はダービー初V目前で「急ブレーキがかかった」
 眞杉匠(26)=栃木・113期・SS=は、ダービーV目前でアクシデントに泣いた。北日本3車、単騎の古性優作を前に見る5番手で周回。
脚をため続けてBSで猛烈な捲りを放った。

 4角で先頭に出た瞬間だった。やや内へ下りた眞杉の後輪が、逃げた新山響平をマークしていた菅田壱道の前輪と接触。「最後の接触で急ブレーキがかかった」。菅田は落車。眞杉は車体故障となりながら踏み込み続けて10秒8で上がったが、後位の吉田拓矢に10秒6で抜かれて2着だった。

 「捲りのスピード感は優勝だった。一気に止まっちゃいました」と悔しそうな表情。ただ、2023年オールスターで吉田の逃げに乗ってGⅠ初優勝を挙げており、「吉田さんに取らせてもらって今がある。それは良かった」。栃茨の先輩のダービー制覇を祝福していた。


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決勝で惜しくも2着に終わった眞杉匠


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