
イン逃げで快勝し、笑顔で引き揚げる湯川浩司
マイナスからの出発だったが大挽回だ。今節初戦が選手責任の転覆(減点5)だった湯川浩司(45)=大阪・85期=が、その後は1、2、1着で計30ポイントを獲得。
この日は危なげなくイン逃げに成功したように、機力も良好。「伸び寄りでまずまずですね」。初日は、転覆によるクランクシャフトへの影響を気にしていたが、「もうこれで」と腹は決まった。
「回転の調整を失敗すると気になる症状が出るので、そこの調整は繊細にいきたい」。デリケートなエンジンに細かな神経で向き合い、準優入りをつかむ。