
ボーダー下からの勝負駆けに成功した清水沙樹
きっちり間に合わせた。清水沙樹(38)=東京・103期=が4日目11Rで2着を奪い、ボーダー下からの勝負駆けに成功した。
枠なり3コースからコンマ11の好Sを踏み込み、勢いよく内の2艇をのみ込んで1Mを先制。「3日目12RからSは自信をもって行けている…と思ったけど怪しいですね。難しい。勝負駆けっていう気持ちも入っていたと思う」と気迫で挑んだスリットだった。
近況は伸び型で好調を維持している清水だが、今節は「いいときほど出て行くことはない」と威力は控えめ。「水面にうねりも入ってくるし、乗れるような調整にしていく」。びわこの水面も踏まえて操縦性の方を重視する構え。
予選を終えて「(優出は)他力本願になりますかね。展開を突けるように準備したい」と話していたが、準優は11Rの5号艇。直前の平和島では枠なり5コースからまくってV。同じ枠番で波乱を起こすかもしれない。