
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
ここ一番でものをいうのはメンタルの強さ。そこで、当欄でおなじみ、準優メンバーの準優突破率(直近20節)を見てみましょう。

これは選手個人の勝負強さはもちろんですが、さらにポイントは準優1号艇を上回る選手の有無。上回る選手がいる場合の準優は荒れやすく、上回る選手がいない場合の準優は堅く収まりやすいということになります。
この観点で今回の準優3番を見てみると、全てのレースで準優1号艇がトップの数字。つまり、今回はどの準優も波乱の要素は小さいと考えられます。
ただ、10Rには石川真二、11Rには井上恵一と進入の〝乱し役〟が存在。当地は「前付けがあると途端にインが弱くなる」という傾向があるので、一筋縄ではありません。12Rにも準優突破率で今節出場選手中3位の数字を持つ池永太がいるので、波乱が起きる要素は小さいとはいえ絶対ではないのも確か。こうなると、各準優で1号艇に次ぐ数字を持つ、石川、古澤光紀、池永は怖い存在になりそうです。