
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
2日目ガールズ予選2の2Rは、平子結菜(21)=三重・126期=が、初日と真逆の戦法で2着。自身初となる3連続優出に成功した。
初日は鐘4角からカマシ逃げで3着に粘ったが、2日目は大本命の山原さくらに付け切った。「本当は前に行きたかったけどSに失敗して。でも山原さんの後ろにはまれたので、ちぎれないように走りました。何とか2着が取れてよかったです」。勝負どころで木下宙に追い上げられても好位置を手放さなかった。「(バンクの)下に落ちちゃって(山原を追えるか)危なかったけど、何とか付いていけました」。決まり手の4種類を全て持つオールラウンダーぶりを発揮し、初めての小倉バンクで見事に決勝進出を決めた。▼最終日の8R決勝は「何でも」。126期の中でも光る巧みな戦法を駆使して、通算4度目のファイナル確定板を狙う。1-6=245。
▼6R(奥出健士郎)連日よく伸びていて絶好調。ここは一人で「自由自在」のコメントだが、「この中で99期ナンバーワンを証明する」と気合十分だ。
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初の3連続優出を決めた平子結菜