
左から宮本琉正、吉原快誓。ポーズはハッシュタグ(#)を表したもので、同期の中岡駿(香川)が考案したそうだ
136期の新人2選手が今シリーズでデビューの時を迎える。
沖縄出身の宮本琉正(みやもと・りゅうせい、19歳)=福岡=は養成所のリーグ戦では勝率5.76(11位)を残し、優勝も飾った。前検では「全然時間がなくてバタバタでした」と慌ただしく作業を終えた。「練習用のエンジンとはパワーが違う。たくさん乗って感覚をつかみたい」と実戦に向けて意欲は増すばかり。今節の目標は「連に絡むことと、いろいろと吸収すること」。初日は1、8Rに登場する。
吉原快誓(よしはら・かいせい、18歳)=長崎=は同期最年少ながら勝率6.00(8位)で3優出1Vと有望株の一人。前検日は強風のために「試運転も少ししかできなかったので分からなかったけど、ターンは乗りやすくはなかった」と乗り心地に少々の不安を残したが、「ペラはよっぽどひどかったら先輩に見てもらってやるかも」と同支部の先輩が多数参戦しているのは心強い。「無事故完走です」と目標を定め3Rで初陣を迎える。