【別府競輪(モーニング)FⅡ】来期初S級の佐藤壮志「まだ脚が備わっていない」 自力勝負で脚力アップに集中

来期の初S級に向けてパワーアップを誓う佐藤壮志


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 今節のシリーズリーダー(最高得点者)は、2班ながらも93.77点を持つ佐藤壮志(21)=熊本・123期=だ。

 1、2班戦でなかなか優勝できなかったが先月高松で悲願達成。
今期も失格さえしなければ連続S級点が余裕で取れる。来期7月から迎える初S級に準備万端と思いきや、当の本人は「順調そうに見えるかもしれませんけど、まだまだです」と首を横に振る。

 「S級のレースを見ていて感じますね。A級だったら打鐘で出て流しているところを、S級だとそのまま踏みっぱなし。自分には、まだそのレースをするだけの脚が備わっていない」

 とはいえ猶予期間はあと1カ月半。とにかくA級にいるうちに一走一走、やれることを完遂していくしかない。「とにかく力を出し切ることですよね。別府は久々だけど、風さえ吹かなければ大丈夫と思います」。初日は予選6Rに出場。S級経験が豊富な紫原政文-屋良朝春を従えて、ありったけの力を絞り出す。
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