
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
初日は1、3着と快調に滑り出した佐藤翼(36)=埼玉・105期=の2日目は試練の6枠1走。大外からコンマ11のトップSを叩き込むと、1、2Mと豪快に握って2着を奪取。
機力も活発そのもの。「全体的にいいですね。外(6枠)だったので、気持ち伸び寄りに調整しました」とパンチの効いた相棒を手放しで褒めたたえた。さらには「出足を求めてもそこまで伸びも落ちないと思います」と柔軟性も高く評価。「枠に応じて調整したい」と道筋もはっきりと見えている。
前節にオールスターの戦いを終えたばかりで、今ではすっかりSG常連組の一人。次節も地元の戸田グランドチャンピオンが控える。ただ、「今回は今回で集中して行こうかなと思います」と目の前の勝負に徹するのみ。2021年10月の児島周年以来、2度目のGⅠタイトル獲得を目指す。
▼4R 機力で勝る佐藤が、まくり、まくり差しと自在に突破。4コース1着率も22%なら狙える数字。
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2日目終了時点で得点率6位にいる佐藤翼