
準優10Rに6号艇で登場する今村暢孝
地元の総大将が面目を保った。今村暢孝(60)=福岡・59期=は予選ラストで3着。
今節手にした62号機は素性Dランク評価の心もとないエンジン。「2日目が終わってからペラを叩いて、戦えるレベルにはなった。それでも上位とは差がある」。トップクラスとの差は認めつつも、調整手腕を発揮して水準クラスの機力は確保。5日目は湿度が上がる予報で、「回転が出ない条件なら、ペラは調整しないといけない」と気象条件の変化も織り込んで勝負どころへの調整に取り組む。
「(準優に)乗れるの? よし……頑張ります」とにっこり。準優は10Rの6枠だが、内志向の今村にとって枠番は大きな問題ではない。当地通算43回目のファイナル進出へ巧腕を繰り出す。