
【記者コラム・造田大の大勝負】
予選突破に黄色信号がともった。宮地元輝(38)=佐賀・100期=は2枠で臨んだ3日目9Rは何と最下位。
不調の原因はもちろんエンジン。「ずっと思っていたけど何となく悪い。直線は悪くないが、肝心の回り足が弱い。進んでいない」。ターン力が武器の宮地にとって回り足が悪いのは致命的。レース直後から黙々と調整にいそしんでいた。
ピット内では出場選手で唯一、今大会のために作られた特製Tシャツを着用。また、前節のSGオールスター(まるがめ)から中2日の強行軍ながら、オールスター翌日にはPRのため各新聞社を訪問するなど今節に懸ける思いは人一倍強い。
予選最終日の4日目は5R4号艇、9R5号艇で登場。佐賀の熱血漢が気持ちとテクニックをフルに発揮し、勝負駆けを何としても成功させてみせる。
▼5R カド受けの坪井康晴は今節低調。宮地がSを決めてカドから一気にまくる。4-15-156。
▼9R 3枠の北野輝季は3コースではまくりでの勝利が多く、ここも握っていきそう。宮地が展開を捉えるまくり差しを披露。5-13-134。
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今大会の特製Tシャツを着用している宮地元輝