
【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】
3日目を終えて得点率22位タイだった山口剛(42)=広島・91期=が、予選ラストの3、1枠の2走を2、1着にまとめて勝負駆けに成功。序盤から「足が弱い」と嘆いていただけに、「奇跡ですね」と喜びを口にした。
「舟の挙動がおかしかった」という最大のウイークポイントは改善。「思い切って全速でハンドルを切れるようになりました。それで、スリットの劣等感はカバーできたかなと思う」と機力不足は別の部分で補ってみせた。
準優は11Rに4号艇で登場。「(最初は)相当厳しいと思っていたので、これはデカいです」。機力がなくても腕がある。SGウイナーの底力をフルに発揮して、ここ一番も、モットーの〝真剣勝負〟を見せる。
▼11R 山口がカドから全速戦でベスト6入りを果たす。1-4-25。
▼2R 吉田裕平が「スリット近辺の伸びがきていた」と、機の素性の良さを引き出した様子。カドから豪快に決める。4-25-2356。
▼6R 常住蓮も「いい雰囲気になりましたよ」。4日目のレース後に繰り返したペラ調整と試運転で手応えをつかんだ。センターから積極策に出る。3-14-146。
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得点率6.67の11位で予選を突破した山口剛