【ボートレースからつ・GⅠ周年記念】峰竜太 〝15回目の奇跡〟ならず「もったいない」機力を余して準優インで敗れる

準優10Rで3着に敗れて優出を逃した峰竜太



 今回も悲願の地元GⅠ制覇は持ち越しとなった。予選を3位で通過した峰竜太(40)=佐賀・95期=は準優10Rで絶好枠から逃げを狙ったが、コンマ26のS遅れが響いて3着。
「Sは正直、慎重になってしまいました。1本持ちだから…」。今年の当地ゴールデンウイーク開催のイン戦で切ったFが足かせとなり、センターにまくりを許すことになってしまった。

 それでも、道中は2番手の木下翔太を猛追。逆転には至らず優出切符にはあと一歩だったが、地元エースの意地は見せた。「エンジンはすごく出ていた。もったいない。5日目が一番出ていたかも」。また、予選トップの座をつかめなかったことにも言及。「エンジン的にめちゃくちゃチャンスがある足。得点率トップを取らないといけなかった」と唇をかんだ。

 今節が、からつでは15回目のGⅠ参戦。
大会ポスターには「14分の0のキセキ」として、ボート界のスーパースターながら、なぜか地元GⅠに届かない軌跡が逆に奇跡的だとして取り上げられた(ポスターの写真)。〝15回目の奇跡〟とはならなかったが、「また来年(優勝に)挑めたらいいなと思います」と前を向いた。

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