【ボートレース福岡(サマータイム)一般】松尾宣邦「福岡ではいいところを見せたい」久しぶりの地元戦で闘志満々

2日目の2走は1、2着と気を吐いた松尾宣邦



 見事な走りを見せた。松尾宣邦(56)=福岡・65期=は2日目の2走を1、2着にまとめて得点率の大幅アップに成功。
ハイライトは人気を集めた山室展弘や一瀬明を相手に3コースからツケマイを決めた4Rで、「うまくいったね」。当地の快レースの代名詞である3コースまくりを決めて、地の利のアドバンテージを大いに見せつけた。

 機力も決して悪くない。「展示タイムが出ないのが気になる」と6秒90台後半の展示タイムはちょっぴり引っかかるが、「乗り心地が良くて思った通りの動きをしている」と実戦足は十分。「出足型のペラにしているけど、エンジンが伸び型なのかも。伸び型のペラを試してみようかな」。地の利は水面だけでなく陸の上にもあり、大幅なパワーアップの余地を残しているのも頼もしい。

 当地は昨年10月以来の参戦。久しぶりの地元だからこそ今節は燃えている。「なかなかあっせんが入らなくてね。昔から『ここだけは…』っていう気持ちはずっと持っているし、ここではいいところを見せたい。今節のこの成績なら最低でも準優までには行きたい」

 2日目のレースを見ても分かるように、56歳になってもレースの若々しさは相変わらず。
当地の名バイプレーヤーが、さらなる快進撃へ闘志を燃やす。

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