
【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】
ベテランが奮闘した。7R、ゼロ線の日室志郎(56)=山陽・22期=が3着で準々決勝を突破。
スタートでは同じゼロ線で外の木部匡作に先行を許したが、中盤に逆転して先頭へ。これが効いて、準決圏内に粘り込めた。
「初日は浜松(前回の晴れ)のキャブセッティングで行ってみたけど、準々決勝は地元のセッティング。初日に軽くて力がなかったのが重みは出た。ただ止まりが悪い。今度はバネ(バルブスプリング)を扱ってみます」
順序よく調整を進めて、一歩ずつ前進しているのは確かだ。
3日目の準決勝は雨の予報。本来は苦手とする走路だが、雨だった前節最終日に2着に粘った実績がある。「セッティングを人から教わりまして…。雨でも車券圏内に頑張れるかもしれませんよ」とニヤリ。どんな走路でも再び奮闘する。
▼6R 日室志郎が必死の逃げで粘る。
晴れは236-1=236、雨は456-1=456。
▼7R 三宅真央も雨は苦手だったが、前節に開眼。走路不問で初優出に挑む。晴れは1=346-346。雨は1=234-234。
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雨走路でも侮れない日室志郎
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