【岸和田競輪・GⅠ高松宮記念杯】取鳥雄吾が秘伝フォームで松浦悠士とワンツー 「太田海也君にヒントもらった」


【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】

 5日目7R、取鳥雄吾(30)=岡山・107期・S1=が先行し、マーク松浦悠士とのワンツーを決めた。1着の松浦も「流れの中で行ってくれた。
雄吾の頑張りに尽きる」とたたえた。

 取鳥は「4日目の夜、太田君がすごくいいヒントをくれた。フォーム的なものです。それを意識して乗りました」。ナショナルチーム(NT)のエース太田海也のアドバイスを実践し、さっそく結果を出した。

 詳しい内容は、「それは秘密。教えられません」。太田がNTで教わったことかと思ったら、「太田君は柏野智典さんからアマチュア時代に聞いたそうです」と、岡山支部の秘伝のフォームだった。

「自分も昔、柏野さんから一度教わったことがあった。でもそのときはピンとこなかったんです」。ようやく理解できたのは成長の証し。最終日はその秘伝のフォームで1着締めといきたい。


 ▼9R(取鳥雄吾) 単騎勢を味方に付けて先行逃げ切りへ。7―8=12356。

 ▼12R(太田海也) 誰が逃げるのか分からない一戦。ライン2車の太田は無理に逃げないかも。パワフルに捲って初タイトルへ。4―157―1579、4―5―3。

■岸和田競輪 ニュース一覧



【6月22日(最終日)】全レースの出走メンバーと予想はこちら(朝7時全公開)


【岸和田競輪・GⅠ高松宮記念杯】取鳥雄吾が秘伝フォームで松浦悠士とワンツー 「太田海也君にヒントもらった」

5日目に松浦悠士とワンツーを決めた取鳥雄吾


編集部おすすめ