
【記者コラム・小野亮太郎の恐れオノのく高配当】
かすかな望みをつないだ。小池礼乃(35)=福岡・112期=は低調機に苦しみ、3日目終了時点で得点率は5.00。
残り1走で白星でも目安の6.00にはわずかに届かないが、完全に希望が潰えてはいない。
3日目は2走ともSで大きく遅れて苦しい展開となった。「Sは無理できないっていう気持ちがあります」。2節前の勇み足で慎重にならざるを得ない上に、「調整が合っていないのもある。起こしが安定しないし行き足も良くない」と生命線であるスリット近辺の調整も難航。
それでも相棒は全く反応しないわけではなく、「回り足は良くなっていて、(1着だった)2日目後半みたいに3コースからブーンと回る感じはいい」と思い切って勝負を仕掛けられる足はある。3日目4Rも1周2Mの旋回で3着に復活して、窮地からは脱出した。
レース後も「ペラを頑張る」と休みなくペラ調整に汗を流した。予選最終走の4日目1Rは待望の1枠。ここに全精力を注ぎ、何としても白星を確保する。
▼11R 金田幸子はここまで大敗もなく、2勝をマーク。「自分が失敗しても何とかなっている」とエンジンに好感触。
スロー勢の気配が平凡なだけに、ここもカドから何とかする。4-1356-全。
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予選ラストに1枠を残す小池礼乃
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