中国のスマートフォンメーカーであるHONOR(オナー)から全く新しいゲーミングスマートフォン「HONOR WIN」が2025年12月26日(金)に発売されました。
これまでのスマートフォンの常識を打ち破る機能を搭載しつつ、ゲームプレイを意識した性能が強化されていますが、一般的なスマートフォンとしての使い勝手も大きく高まっています。
スナドラ最上位チップセット搭載のパワフルなスマホ
HONOR WINはチップセットにクアルコムのSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載しています。
現時点で世界最強のスマートフォンの1つであるわけです。
ディスプレイは6.83インチで6,000nitsと高い輝度を誇ります。
屋外での利用時も画面が見やすく、モバイルゲーミングの利用シーンを選びません。
またフロントカメラは5,000万画素です。
- 広角カメラ: 5,000万画素
- 3倍望遠カメラ: 5000万画素
- 超広角カメラ: 1,200万画素
背面には3つのカメラが並びます。
すべて5,000万画素にしてほしかったところですが、その分は3,999元(約9万円)というリーズナブルさで納得できます。
- 本体サイズ: 163.1×76.6×8.3mm
- 重量: 229g
サイズ感は普通のスマートフォンと変わりません。
しかしHONOR WINは、他のスマートフォンにはない多くの特徴を秘めているのです。
それでいてこのサイズというのは高い技術力の裏付けでしょう。
185Hzのぬるぬるディスプレイでゲームが快適
それではHONOR WINの特徴をひとつずつ見ていきます。
リフレッシュレートは最大185Hzです。
一般的なスマートフォンは120Hz、ゲーミングスマートフォンでも144Hzが多いですが、HONOR WINはそれをはるかに上回る高いリフレッシュレートのディスプレイを搭載しています。
なお、185Hzが利用できるのは一部のゲームのみなので注意。
このリフレッシュレートを搭載するスマートフォンは、HONOR WINの他には2025年末時点でASUS「ROG Phone 9」シリーズのみです。
空冷ファン内蔵で高い放熱力を誇る
背面のカメラは3つですが、もう1つある円形のパーツは空冷ファン。
HONOR WINは物理的なファンを搭載しており、内部の発熱を速やかに放熱してくれるのです。
また、よくみるとカメラの台座の下部にスリットがあります。
ここでは毎分2万5,000回転するファンで空気を取り入れ、下部から排出。
チップセットの温度を最大7度下げることができるとのことです。
ファンのコントロールは設定から細かく操作が可能です。
静かな場所ではファンが回る音がわずかに聞こえるのですが、ファン使用中に音声通話が入ったときなどは自動的にファンを止める設定もできます。
空冷ファンはnubiaの「REDMAGIC」シリーズ、レノボの「Legion」シリーズ、OPPOの「K13」シリーズに次いで、これで4社目の採用となります。
世界初!10,000mAhバッテリーを搭載
そしてバッテリー容量は驚異の10,000mAh。
タフネス系モデルを除き、一般的なスマートフォンで10,000の大台に乗せたモデルは「HONOR WIN」が初めてとなります。
充電周りに専用チップも搭載しておりオーバーヒートなども防いでくれます。
これだけの容量があればハードなゲームをプレイしてもまる1日バッテリーが持ちそうです。
なお、急速充電は有線100W、無線80Wです。
専用ボタンでゲームスペースを起動
本体の右側面には電源、音量調整に加え、ゲームスペースボタンを備えています。
ゲームスペースは他社のゲーミングスマートフォンでも採用されていますが、ゲームスペースはHONOR WINをゲーム専用機に変身させることができます。
ゲーム専用メニューやゲーム用設定が可能
ゲームスペース内では、本体に内蔵されているゲームが一覧で表示されます。
ゲーム以外のアプリの登録もできますが、基本的にはゲーム機として使うための専用メニューと考えたほうがいいでしょう。
本体設定はCPUなどの細かい動きや、画面タップ強化、またバイパス充電、さらに画面の録画やスクリーンショットも可能。
ゲームを長時間プレイしないように使用時間の設定も可能です。
スマートフォン本体の設定画面ではできない細かな調整ができるというわけです。
ゲームのダウンロード、購入もゲームスペース内から行えます。
Google Playストアでゲームを探そうとしても余計なアプリが表示されてしまうことがありますが、ゲームスペースのアプリストアではゲームだけが表示されます。
全体のパフォーマンスには申し分がなく、音楽再生性能も高いと感じます。
こうなると本体を横向きにしたときに左右にゲームコントロールボタンが欲しいところ。
ぜひ「HONOR WIN Ultra」のような、上位モデルを出してほしいものです。
お手頃価格の兄弟機「HONOR WIN RT」
コスパも高い「HONOR WIN」ですが、兄弟モデルとして性能をわずかに落とした「HONOR WIN RT」も同時に発売されました。
HONOR WINとの違いは・・・
- チップセットがSnapdragon 8 Elite
- 望遠カメラが無い
- 急速充電が有線のみ
・・・の3点。
本体重量もわずかに軽く、215gです。
それ以外の特徴である185Hzディスプレイ、空冷ファン、10,000mAhバッテリー、ゲームスペースボタンは同等。
「HONOR WIN RT」も十分高性能でありながら、価格は2,699元(約6万円)とさらに安くなっています。
現時点では中国国内のみでの販売ですが、グローバル展開もぜひ期待したいものです。
▼Photo & Written by Yasuhiro Yamane/山根康宏
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