「彼女ほしいです」「アンチは4割に減りました」“青春”を謳歌する元不登校YouTuberゆたぼんに「恋愛事情」と「将来の夢」を聞いてみた
「彼女ほしいです」「アンチは4割に減りました」“青春”を謳歌する元不登校YouTuberゆたぼんに「恋愛事情」と「将来の夢」を聞いてみた

元不登校YouTuber・ゆたぼん(16)が3月1日、自身のYouTubeチャンネルにて留学することを発表し、話題になっている。インタビュー後編では、高校生になったゆたぼんの恋愛事情や友達との過ごし方などについて聞いてみた。

また、ゆたぼんはかつて、小学校の卒業証書を破る動画を投稿し、世間を騒がせたこともある。高校生になったゆたぼんに当時の炎上を振り返ってもらった。 

「留学中に彼女ができればいいなぁと(笑)」

――現在、日本航空高等学校 通信制課程メタバース工学科に在籍しているとのことですが、高校生として青春は謳歌していますか?

ゆたぼん(以下、同) 高校は通信制なので、ふだんは今住んでいる沖縄の友だちとカラオケやボーリング、映画とかに行くことが多いです。ごく普通の高校生として楽しく過ごしています(笑)。

高校の登校日は年に数回だけなので、同じ高校の友達と直接会う機会は少ないですが、たまに電話をして「レポート難しくない?」みたいな話をします。

高校の友達からは「ゆたぼん」って呼ばれていて、「YouTube見たよ」とか「○○とコラボしたんだね」とか言われることもあります。

――2023年のインタビューで「好きな人がいる」とお話しされていましたが、その方とはどうなりましたか?

結局、その子とは何もなくて…。友達みたいな感じで、今もたまに連絡を取り合っています。

――それから新しい恋はありましたか? また、好きな女性のタイプは?

いや、今はまだ新しい恋はないですね。気になる子とかはちょくちょくいたんですよ。でも、それが恋なのかどうか自分ではわかんなくて。もしかしたら恋に恋しているだけかもしれないし…。今は留学中に彼女ができればいいなぁと思っているんですけどね(笑)。

好きなタイプは、ありのままの自分を受け入れてくれる人がいいですね。どちらかというと、年上がいいなぁと思います。

「最近はアンチが減って、ファンの方が増えました」

――現在住んでいる沖縄では荒れる成人式が毎年ニュースになっていますが、それについてどう思いますか?

エネルギーがありあまっているんじゃないかなと感じますね。そのエネルギーの使い道を間違えたら危ないじゃないですか。法律は絶対に守らないといけないと思うし、人に迷惑をかけるような悪いことは絶対にしてはいけないと思うんですよね。

それだったら、もっと社会に役立つような方向にエネルギーを使ったらいいんじゃないかなと思います。今はブレイキングダウンとかいろいろあるじゃないですか。そういうのをやったらいいんじゃないかな。

――ゆたぼんさんも過去に小学校の卒業証書を破る動画を投稿し、世間を騒がせたことがありましたね。当時を振り返ってどう思いますか?

卒業証書を破ったのには意味があって、不登校の子たちに向けて「この紙切れのためだけに、そんなに苦しまなくていいよ」っていう思いでやったんです。だから、「やりすぎた」と後悔したことはないです。

――当時に比べてアンチの数は減りましたか?

最近は、ありがたいことにアンチが減って、ファンの方が増えたと思います。

割合で言ったら、当時はアンチ8割、ファン2割くらいだったのが、今ではアンチ4割、ファン6割くらいになりました。

アンチコメントは完全スルーしているからわかんないんですけど、多分、僕に嫉妬して何か言ってきてるんじゃないかなと思います。アンチの話を聞いててもうっとうしいだけなんで、ファンの方のコメントしか読んでないです。

「不登校だから自分はダメだって思わないでほしい」

――そんなゆたぼんさんの将来の夢は?

ボクシングを3年以上続けているのですが、実力的にはまだまだなので、もっともっと強くなって、ゆくゆくはプロになりたいです。留学先のフィリピンでもボクシングジムに通う予定です。

あとはやっぱり、お金も稼いで幸せに生きていきたいです。具体的にはまだわからないですが、やりたいことをやって、ビジネスにしていけたらいいなぁと思っています。留学中にこれからの人生について考えていけたらいいなぁと思っています。

――最後に、不登校で悩んでいる全国の子どもたちに向けてメッセージをお願いします。 

自分がやりたいことは自分でやっていったらいいと思うので、「不登校だから自分はダメだ」って思わないでほしいです。

家にひきこもっていても楽しくないので、外に出ていろんな人と触れ合って、いろんな話をして学んでいくのも大事だと思います。一度きりの人生、冒険してほしいです。 

16歳にして「人生は冒険だ!」を体現して、大人になった姿を見せてくれたゆたぼん。

彼の今後の活躍が楽しみだ。 

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班 

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