東海大会を制した大垣日大は2年ぶり6回目の選抜に挑む。

投手陣の軸は左右の2枚看板だ。

昨秋東海大会で背番号1を付けた左腕・谷之口翔琉は昨秋公式戦で42回を投げて防御率1.07と好成績を残した。特に東海大会初戦の中京大中京(愛知)戦では延長10回を1人で投げ抜き、粘りつよい投球を見せつけた。昨秋明治神宮大会から背番号1を背負った中野翔真はケガから見事に復活を果たし、チームを牽引した。昨秋公式戦は37イニングを投げて防御率2.15、東海大会準決勝の岐阜第一(岐阜)戦ではリリーフ、決勝戦と明治神宮大会では先発を任されるなど、どの場面でも安定して投球できる。1年夏からベンチ入りを果たし、経験も申し分ない。

打線は東海大会全3試合を全て逆転する展開で東海王者となり、粘り強さが持ち味だ。1番の山口誠之助は打率.378・盗塁7とリードオフマンとしての役割を果たした。2番の山﨑智貴はチームトップの打率.432を記録しチャンスを作る。中軸は3番を打つ貝原大馳は打点8、4番の西河遥人は打点7とチャンスをしっかりものにする。

過去選抜出場5回のうち、ベスト4が1回と準優勝が1回と選抜に強い大垣日大。昨年より高橋正明監督が就任し、学校最高成績を更新する優勝を目指す。

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