フリーアナウンサーで、朝日新聞デジタルの連載「わたしには旅をさせよ」を執筆する宇賀なつみ(@natsumi_uga)が7月31日にインスタグラムを更新した。
宇賀なつみは、軽井沢にある建築家・黒川紀章の私邸「カプセルハウスK」を訪れたと報告している。
約半世紀前に設計されたこの建築は、リビングを中心に各部屋が外部へ飛び出すカプセル構造で、自然と一体化した佇まいが印象的である。
投稿画像には、森の中にひっそり佇む建物と丸い窓が見え、建築が環境と調和している様子が映し出されている。
10㎡ほどのミニマルな空間にはユニットバスやベッド、テーブルが備えられ、壁にはSONYのオーディオやブラウン管テレビが埋め込まれており、70年代に最先端だった生活スタイルを感じさせる。
宇賀は「建築家というのは、私のしていることとは正反対の職業なのかもしれない」としながらも、形として残り続ける建築の力に思いを馳せ、次に向かう旅への期待をつづっている。
この訪問記は、朝日新聞デジタルの連載「わたしには旅をさせよ」にて本日公開された。
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森の静けさと未来的な建築が共存する「カプセルハウスK」での一泊は、宇賀なつみにとって建築と旅の新たな交差点だったのだろう。
半世紀前に描かれた未来が現実となり、自らの過去になった今、その先を思い描く旅の続きがどこへ向かうのか気になる。
今後の連載や旅先での発見にも注目したい。