Jリーグで活躍するMF田中パウロ淳一が26日、自身の公式インスタグラムを(@tanakapaulojunichi)更新した。先日投稿した「看板空いてますよ!」の呼びかけが反響を呼び、わずか1か月で12社のスポンサーが決定したことを明かし、大きな話題となっている。
【画像】「やばすぎる!」田中パウロ淳一、SNS呼びかけでスポンサー12社決定に驚きの声
田中は「1か月で12社決まりました。やばすぎる」と驚きを込めて報告。スタジアムの看板を背景にした風景とともに、スポンサー企業への感謝を示した。プレーヤーとしての真摯な姿勢に加え、自ら積極的に発信を行う姿は、地域クラブにおける新しいスポンサー獲得の形を示している。田中はこれまでJリーグ複数クラブを渡り歩き、攻撃的MFとしてスピードと突破力を武器に活躍してきた。今回の成果は、選手個人の影響力がクラブや地域経済にも波及することを示す一例といえる。
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ファンからは「応援してます」「田中選手もすごいですよー」「超優秀な営業マン」といった声が相次ぎ、コメント欄には拍手や炎の絵文字が並んだ。クラブサポーターだけでなく、地域に根ざした活動を評価する声も目立ち、選手としての存在感に加え、コミュニティでの信頼感を高める発信となった。
アスリートは競技で結果を残すことが最大の使命である一方で、地域やクラブを巻き込む行動によって大きな価値を生み出すことができる。田中パウロ淳一は、自らスポンサー募集を発信し、短期間で成果を上げたことで、アスリートが持つ影響力の広がりを証明した。SNSを通じてスポンサー企業とファンをつなぎ、クラブの発展に直結する取り組みを形にした姿は、多くの選手や関係者にとっても刺激となるだろう。プレーのみならず、行動力と発信力を兼ね備えた田中の姿は、これからのアスリート像を示すものとして注目される。