北海道日本ハムファイターズは17日、村田透投手が現役引退し、来季から球団と契約すると発表した

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リリースによると、今季チェコリーグでプレーしていた40歳の村田が現役引退を表明した。

併せて、来季から北海道日本ハムファイターズと契約し、チーム統轄本部スカウト部に所属することも示された。

1985年5月20日生まれ、大阪府出身の村田は、大体大浪商高、大阪体育大を経て巨人入り。

その後はクリーブランド・インディアンス傘下でプレーし、2017年から日本ハムに所属。NPBでは通算75試合に登板し、日米や欧州各国のリーグを渡り歩いた右腕である。

長く国内外でマウンドに立ってきた村田の経験は、選手を見るスカウト業務に大きな価値を持つ。

リリースのコメントでも「これから新たな仕事が始まるのですごく楽しみ」と語りつつ、野球ができた幸せや周囲への感謝を強調しており、その視点は将来の選手発掘にも生きてくるはずだ。

今後は、これまで培った知識と経験を若い世代に還元していく役割を担う。

NPBだけでなく海外リーグも知る村田が、どのような素質を持つ選手を日本ハムにもたらすか。新たなステージでの活躍に注目が集まる。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部

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