大谷翔平がまさかの辞退でどうなるWBC!? 右足首の怪我が原因で ダルビッシュ有に炎上騒ぎも

大谷翔平がまさかの辞退でどうなるWBC!? 右足首の怪我が原因で ダルビッシュ有に炎上騒ぎも

「ワールドベースボールクラシック」(WBC)の開幕が迫っているが、ここにきて大物投手・大谷翔平(22)が右足首故障のため出場不参加を表明。野球ファンの間では「優勝は不可能ではないか」と懸念の声が広がっている。また、怪我の原因がダルビッシュ有にあるのではないかと炎上騒ぎも勃発したが、その真相とは。

大谷翔平がWBC辞退! 優勝が遠のいた(?)侍ジャパン

3月の開幕まで約1カ月と迫ってきた「ワールドベースボールクラシック」(以下、WBC)。日本は2006年、2009年と優勝してきたものの、前回の2013年はベスト4という結果に。今年は再び優勝を狙っていきたいところだが、投手としてもバッターとしても大きな注目を集めていた大谷翔平選手が出場しないことに!

侍ジャパンをまとめている小久保裕紀監督は2月3日、WBCの登録選手枠28人から北海道日本ハムファイターズの大谷翔平を外したことを発表した。原因は、去年の試合中に痛めた右足首の故障とのこと。4日には、大谷翔平がいなくなった1枠について、ソフトバンクの武田翔太投手を追加招集することが決定した。

2012年にプロ入りを果たして以来、大きな活躍を見せてきた大谷翔平の出場断念について、SNSを中心に大きな悲しみの声が上がっている。






実は当初から投手としての活躍は無理だった?

2月3日になって大谷翔平のWBC出場断念が伝えられたのだが、実は投手としての出場は正式に辞退していたのだ。というのも、大谷が右足首を怪我したのは2016年。10月に行われた日本シリーズでの走塁中に右足首を痛めたのだが、11月に行われたWBC日本代表の強化試合で怪我が悪化してしまった。

この時点ですでにWBCに出場できるのか危ぶまれており、一部の野球ファンからは「打者として出るだけなら、ベストコンディションの選手を使った方が良いんじゃないの?」などの意見も上がっていた。





結局、右足首の調整が思ったように進んでいなかったようで、2月1日には投手としては出場できないことが明かされた。しかし、そこはプロでは珍しい“二刀流”の大谷翔平。やはり、野手としての活躍に期待を寄せる人もいたのだが、3日には出場自体が無しとなったのだ。

怪我悪化の理由はキックボクシング? ファンとダルビッシュ有との間でプチ炎上

大谷翔平選手のWBC出場辞退が、野球界だけでなく日本全体の大きな話題となっているが、それ以上に注目されているのが、大谷翔平の出場辞退の原因が“キックボクシング”なのではないか、ということ。

実は現在メジャーリーグで活躍しているダルビッシュ有選手が、自身のInstagramに大谷翔平がキックボクシングをしている動画を投稿。

これは1月2日にアップされたもので、おそらくは年末年始のどこかで撮影されたものののようだが、怪我をしているはずの右足を豪快に振り上げて、何度もキックを決めている。キックがミットに決まった時にはその威力を示すように大きな音が鳴っており、これを見る限りでは足首を怪我しているようには見えない。


そのため、これを見た人の中には、キックボクシングで怪我が悪化したのではないかと考える人も多いようで。




この疑問は、動画をアップしたダルビッシュ有に矛先が向いたようで、公式Twitterには様々な質問が寄せられることに。しかし、ダルビッシュ有はそれらの質問に丁寧に答えた。




など、キックボクシングをしていた時は特に問題がなかったと語っているが、怪我をしたタイミングについては、ダルビッシュ有は詳細を知らないよう。
「つまり仮病ってことですか??」という質問には、「1月の下旬に痛めたのではないでしょうか」と回答。


「事実がどうであれ、時系列的にダルが疑われてもしょうがない感じですよね~」という意見には、「時系列的に自分に来るほうがおかしいと思うのですが(笑)」とコメント。怪我のタイミングに関して様々な疑惑がなぜかダルビッシュ有に投げかけられている。

中には、「煽られてうっかり大谷の仮病ばらしちゃって焦ってますね。大谷は日シリや強化試合で痛めたと言ってるのに、年明け元気にキックボクシングしたり走ってるというのはおかしいですよ」という手厳しい意見も。

ダルビッシュ有は、大谷翔平の怪我にキックボクシングが関係していることを完全否定しているのだが、納得できないファンとの間で軽い炎上騒ぎになってしまった。

大谷翔平はこんなにすごいのに! 天才もケガには勝てなかった

岩手県出身の大谷翔平は、小学校から野球を始め、高校は甲子園常連校の花巻東高校へ入学。高校在学中から、アマチュア野球では史上初となる最速160km/hという記録を打ち立てるなど大きな注目を集め、18歳の時に北海道日本ハムファイターズにドラフト1位指名で入団した。

プロ入りを果たしてからは、193cmという高身長と体格を活かして、投手だけではなく打者としても大きく活躍。

2016年は日本シリーズで10年ぶりとなる3回目の優勝に貢献し、シーズンで好成績を残した選手をポジション毎に表彰する「ベストナイン」では、史上初となる「投手」と「指名打者」の二部門での受賞を果たしている。

現在は日本野球界を支える選手として人気を集めており、日本ハム球団のファン以外からの人気も高い。また、芸能界でも大谷翔平を応援する芸能人は多く、2014年はバラエティ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で「気付け!大谷翔平スゴイんだぞ芸人」で、大谷翔平の特集が組まれたほど。

2月5日には、大谷翔平の特集企画第2弾「大谷翔平スゴイぞ芸人」を放送。WBC出場辞退が放送直前となったため、本当に放送されるのか心配になる人も続出。

しかし、どうやら無事に放送にこぎつけ、大谷ショックで嘆くファンのせめてもの救いになったようだ。










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