「鉄人」元広島カープの衣笠祥雄さんが死去 71歳 2131試合連続出場や国民栄誉賞で知られる

「鉄人」元広島カープの衣笠祥雄さんが死去 71歳 2131試合連続出場や国民栄誉賞で知られる

「鉄人」の愛称でも知られる、元広島カープの衣笠祥雄さんが24日死去したことがわかりました。世界記録となる2131試合連続出場と達成し、国民栄誉賞を受賞。引退後は解説者としても活躍していました。

衣笠祥雄さんの訃報にかつてのチームメイトやマエケンも悲痛

元広島カープで国民栄誉賞も受賞していた、衣笠祥雄さんが24日、大腸がんで亡くなったことがわかりました。衣笠さんは19日の野球中継に解説者として登場していましたが、声がかすれたりと元気が無い様子で、Twitter上では心配する声があがっていました。

衣笠さんの訃報にはかつてのチームメイトだった、山本浩二さんや北別府学さんからも沈痛なコメントがあり、「まさか」とショックを受けていたようです。

衣笠祥雄さんのプロフィール、連続試合出場世界記録とは?

衣笠祥雄さんは1947年1月18日生まれで京都府出身。高校時代には甲子園にキャッチャーとして出場し、1965年、広島カープに入団。1968年から一軍レギュラーに定着。小柄ながらフルスイングでホームランを量産する強打者として活躍し、広島カープのセリーグ優勝に大きく貢献しました。怪我もありましたが、休まず試合に出場し、2131試合連続出場という世界記録を達成。「鉄人」のニックネームで知られ、王貞治以来、プロ野球選手としては、2人目の国民栄誉賞を授与されています。

連続試合出場記録がよく知られていますが、バッターとしても非常に活躍しており、通算安打は2543本で、盗塁王として知られる福本豊と同じ数のヒットを放っています。また通算本塁打は504本で、サンデーモーニングでもおなじみの張本勲と同数の記録を持っています。

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