先日、『週刊文春』がショーンK(本名:川上伸一郎)の経歴詐称をスクープ、ショーンKは活動自粛を発表した。さて、芸能界の経歴詐称といえば、野村沙知代がまず思い浮かぶ人もいるのではないだろうか。

野村沙知代は1996年、衆院選に立候補するも落選。その後1999年に、選挙公報などに「コロンビア大学留学」という虚偽の経歴を公表していたとして告発を受けたのだ。結局嫌疑不十分により不起訴とされたが、卒業生名簿に名前が残っていないなど強い疑惑が残っている。

ミッチー・サッチー騒動で生まれた疑惑


そんな野村沙知代は経歴詐称問題が出た1999年当時、浅香光代らと激しいバトルを繰り返し、俗にいう「ミッチー・サッチー騒動」を起こしていた。浅香光代は沙知代の虚偽経歴を検察に告白した張本人だったりもする。
騒動を起こしていた当時、沙知代には数多くの疑惑が生まれていた。例えば代金を未払いしている、少年野球の生徒を殴ったなど……。


古田敦也を殺してやりたい


しかしそんな激しい批判にさらされていた沙知代ですが、当の本人はどこ吹く風。それどころか自身の講演会などがあると度々、浅香光代を罵倒するような発言で注目を浴びていた。
浅香以外の人物に対しても暴言を吐いており、夫である野村克也と監督・選手の関係だった古田敦也にもこんな発言をしている。
「(夫が)ヤクルトの監督を辞める時、古田くんは『お世話になりました』の一言だけ。(略)古田くんを夫は愛弟子のように育てていましたが、息子(カツノリ)は育てられないのかと非常に不満でした。やっぱり古田くんは殺してやりたい

結局、沙知代はその後の脱税によって表舞台から姿を消すざるえなかったが、それまでは経歴詐称疑惑があっても意に関せずだった。
ショーンKもすぐに活動自粛するのではなく、沙知代ほどの面の厚さを見せれば良かったのかも!?

※イメージ画像はamazonより野村の実践「論語」