本日15日発売の『週間文春』において、歌舞伎役者の・中村橋之助の不倫疑惑が報じられた。しかしその他にも、多くの歌舞伎役者が様々なスキャンダルを起こしている。
今回はその一部を紹介していこう。

中村勘三郎が原因? 宮沢りえの自殺未遂


1994年9月24日、京都市内のホテルで当時21歳の宮沢りえが、左手首を切っている状態で発見された。浴室には血のついたコップの破片もあり、当初から自殺未遂が疑われた。
りえが発見されたホテルに勘三郎も宿泊していたこと、事件直前まで飲んでいたこと(りえと勘三郎の親密な関係は以前から噂されていた)から、勘三郎との関係のもつれから自殺未遂に至ったのでは、と当時のマスコミは大騒ぎに。しかし後日会見に応じた勘三郎は、「(宮沢りえは)酒を飲んでお母さんと喧嘩して転んでけがをしただけ」と報道内容を否定している。

市川染五郎の隠し子騒動


1997年、松たか子の兄としても知られる市川染五郎に隠し子がいることが発覚した。当時の写真週刊誌によると、染五郎が18歳の時に交際していた6歳年上の元女優がそのお相手だという。
写真週刊誌のスクープを受けて会見を行った染五郎は、「子供がいることは事実。
6年前に誕生した私の子どもです」と認めた上で、子供とは一度も会ったことはなく、これからも会うつもりがないとも語っている。

市川海老蔵のスキャンダル


海老蔵のスキャンダルといえば、例の「灰皿テキーラ事件」が印象的だが、2003年2月には元歌手の日置明子との間に隠し子がいることが発覚している。(当時は市川新之助として活動)
発覚後の会見では、「僕の子です。女の子です。認知しています」と宣言し、子供と年に数回面会していることや月100万円ほどの養育費を払っていることを明かした。

警察官を殴った中村七之助


2005年1月、父の中村勘三郎の「襲名を祝う会」の後、泥酔した中村七之助が警察を殴ったとして公務執行妨害で逮捕された。報道によると、七之助はタクシー代を払わずに逃走。運転手の通報で駆け付けた警察官の頭を殴打した。
また、本来は下戸である七之助に対して一気飲みなどを強要し、泥酔するまで飲ませたのは、市川海老蔵だといわれている。

片岡愛之助の隠し子騒動


『半沢直樹』、『真田丸』など数々の人気作に出演する片岡愛之助も隠し子がいた。発覚したのは2011年、お相手の女性は大阪・北新地の元ホステスだ。発覚直後の会見では「おおむね事実でございます」と報道を認めたものの、認知していないことを明かしていた。
そして今年、お相手の女性が『週間文春』において、片岡サイドから子供のDNA鑑定を要求されるなどの不誠実な対応を受けていることを暴露している。(愛之助はブログで全面否定)

こうして見ていくと、歌舞伎役者とスキャンダルは切っても切れない関係であることが分かる。
確かに「女は芸の肥やし」という言葉もあるが、コンプライアンスにうるさいこのご時世。余計なお世話であるが、火遊びはほどほどに……。

※イメージ画像はamazonより川海老蔵 眼に見えない大切なもの (Grazia Books)