いまだに続く岡村隆史と松本人志の因縁とは？

今月10日の『めちゃ×2イケてるッ！』（フジテレビ系列）で、「君の名は。」をパロディとしたナインティナイン岡村隆史とキングコング西野亮廣の仲直り企画が放送された。最近、苦境が囁かれていた『めちゃイケ』であったが、久々のヒット企画となった。

その中でも、お笑いコンビ博多華丸・大吉の博多大吉が岡村に対して発言した以下の言葉が、一部のファンの間では話題になった。
「岡村くんがダウンタウンさんが好きで憧れて入ってきて。本人は忘れたい過去かもしれないけど、松本さんがとある本でナイナイを悪く書いてから変な感じになった時期が、今も続いてるじゃない正直」

松本人志の「チンカス」発言

大吉が発言したとおり、岡村隆史と松本人志の間には大きな因縁がある。それはかつて松本が自身の著書でナインティナインのことを「ダウンタウンのチンカス」だと発言したことから始まる。

1998年に放送された『いろもん』（日本テレビ系列）でも、プライベートで岡村に会ったらかなりビビっていたと話す松本に対して、浜田は「それは松本の書いた本でナイナイはダウンタウンのチンカスって言ってるから」と指摘している。
どうやら浜田も、松本の「チンカス」発言でナイナイとの関係がこじれたことを自覚しているらしい。

ダウンタウンを怖がる岡村隆史

岡村がダウンタウンに対して、ビビった態度をとるのはプライベートだけではない。松本と岡村はこれまで、1994年の『ハッスルかましてよかですか!?』、1997年のダウンタウンが司会を務めた『FNS 27時間テレビ』、2011年の『爆笑!大日本アカン警察』、2014年の『笑っていいとも！グランドフィナーレ』で共演した経験を持つが、番組中にかなり怖がっている様子が伺える場面も多い。

1997年の『FNS 27時間テレビ』では、若手のリーダー格としてダウンタウンと共演を果たしたが、番組冒頭からビビりまくっており、様子が明らかにおかしいナイナイの二人。岡村の声は震え、いまにも泣きそうな状態であり、まったく結果を残すことができなかった。
そして、それから14年ぶりに松本と共演を果たした『爆笑!大日本アカン警察』でも、完全に恐怖心を抱いた様子の岡村。本番前に極度の緊張からか、相方の矢部の楽屋に間違えて入ってしまった様子も放送されていた。

90年代と比べると現在は、ダウンタウンも丸くなり、ナイナイもベテランの域に達したため、共演したとしても、昔ほど異様な空気になることはないだろう。しかし大吉いわく、いまだに松本と岡村の関係のこじれは続いているらしい。
果たして岡村と松本の"仲直り"は実現するのだろうか。『めちゃイケ』で二人の仲直り企画が行われる日が来ることを願いたい。

※イメージ画像はamazonよりナインティナインのオールナイトニッ本 vol.6 (ヨシモトブックス) (ワニムックシリーズ 207)