山下達郎と星野源の特別番組でまさかのオンエア


2017年3月20日、民放ラジオ101局特別番組『WE LOVE RADIO 山下達郎・星野源のラジオ放談』が放送された。山下達郎と星野源という、日本を代表するシンガソングライターであり、ラジオパーソナリティでもある二人が登場した特別番組だ。

星野源効果で90年代の迷盤「オマリーの六甲おろし」がプレミア化?
(Webサイトより)


番組では山下達郎と星野源がそれぞれのラジオ体験や、弾き語りのアコースティックライブを披露。
また星野源が、小堺一機と関根勤の深夜番組『コサキンDEワァオ!』の大ファンだった、という過去を告白するなどファンにとって興味深い、さまざまな内容が語られていた。

また番組中で2人が「ラジオから流れてきた音楽で心をグッと掴まれた曲」を選曲し、オンエア。ただ星野源がチョイスしたのが、『オマリーの六甲おろし』ということで、ネット上で大きな話題を呼んでいる。
 

90年代の珍曲『オマリーの六甲おろし』とは?



1991年から1994年にかけて、プロ野球・阪神タイガースで活躍した、助っ人外国人選手、トーマス・オマリー。そのオマリーが1994年にリリースしたCDが「オマリーのダイナミック・イングリッシュ」だ。CDにはオマリーの応援歌や英語レッスン、阪神の架空優勝実況中継など、多彩な内容が収められていた。

ただその中に収録されていた、オマリーが熱唱する『六甲おろし』があまりに音痴で下手過ぎるということで、一部で話題を呼び、ラジオ番組「コサキンDEワァオ!」でも取り上げられた。
いわゆるラジオ番組の「迷盤特集」などでも、おなじみの楽曲である。

Amazon、Yahoo!オークションでは早くも値段高騰か?


星野源効果で90年代の迷盤「オマリーの六甲おろし」がプレミア化?

このオンエアを受けてなのか、通販サイトのAmazonやYahoo!オークションでは早くも「オマリーの六甲おろし」を収録した『オマリーのダイナミック・イングリッシュ』の値段が高騰。

ちなみにこの『オマリーのダイナミック・イングリッシュ』、2014年に一度デジタルリマスター復刻盤が発売されているのだが、2017年3月21日現在では、オリジナル盤、復刻盤どちらも8,000円以上の値段に。Yahoo!オークションでも1万円近くに値段が高騰しているようだ。ぜひ阪神ファン、星野源ファンのためにも再販やデジタル配信をしてほしいものである。