Excite Bit

巷のB級ニュース“小”ネタを毎日配信!

「聖地」と言われる究極の秘境郵便局はオフライン

2004年8月17日 00時00分

(上)東の川簡易郵便局(下)手前にある学校跡…(またまた迫力の大きな写真をBit写真館にアップしています)

空模様はあいにくの雨。風も強いようです。一休みするために入った道の駅のテレビで、ニュースキャスターは「紀伊半島、台風のため大雨警報発令中」と繰り返していました。

……こうして初日は、大雨・通行止めのため、訪問を断念。計画は翌日に変更です。

しかし翌日も、台風の傷跡に翻弄され、紀伊半島の中央を貫く狭い国道たちを通ることができず、外周の国道42号線までの迂回を余儀なくされてしまいました。
すでに時間は、15時を回り「そこ」の営業時間は終了しています。それでも、ひとめ見るため、向かうことにします。幸いにして、尾鷲から入る国道425号の通行止めは解除されていましたので、慎重に車を進めます。

細い細い「酷道」をぐねぐねと走ります。狭いトンネルをいくつも過ぎ、奈良県に入り、なおもぐねぐね走ります。人家はありません。およそ1時間くらい走ったでしょうか。道が二手に分かれました。左が国道で、右が私の目的地方面です。しかし、あともう少しというところで、車から降りました。路面にあふれ出た水と、流出してしまった路肩とで、ちょっと安全に通行するのが困難だったのです。

歩き始めて、まず見えたのは、三階建て相当の巨大なコンクリートの学校跡でした。ガラスは抜け落ち、玄関へと向かうコンクリートは崩れかけて、近づくこともままなりません。
さらに進むと小さな橋を渡り、右側の高台に、数件の家々が見えてきました。その一番手前にある、赤い壁の建物。

それが「東の川簡易郵便局」です。

営業時間は、14時30分まで。とっくに終わっていますので、誰もいません。
周辺にある10軒ほどの民家もすべて雨戸がしまり、人の気配は無し。ただ、廃墟と違い、長期の留守といった感じです。
無人の山中にたたずむ郵便局。確かに離島を除けば、アプローチの困難さは最上級でしょう。しかし、ここがマニアの間で「聖地」とまで言われる理由は、もうひとつあります。

……山深すぎて電話線が引けないのだそうです。
  • このページをYahoo!bookmarksに登録する
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • シェアする
  • Check

関連するエキサイトニュースの記事

注目の商品

モバイルでコネタをチェックしよう!