
これは、チェコの国民的キャラクター“クルテク”、そのまま訳すと、もぐらくんだ。どちらかというと、チェコではドラえもん的存在といえる人気者。
もともとクルテクはチェコで子ども向けに制作された短編アニメーション。クルテクと森の仲間たちが繰り広げるストーリーは、シンプルでほとんどの作品でセリフがないのだが、クルテクたちの喜怒哀楽の表情だけで充分に伝わってくる。ちょっとしたことで泣いたり、笑ったり、なんといってもその動きや表情が可愛いくってハマってしまう。そんなクルテクが、今アツイ!
クルテクの作者、ズデネック・ミレル氏は83歳のいまも現役で活躍中なのだが、そんな彼が手掛けたアニメーション作品が、いよいよ10月16日から劇場公開されるのだ。
クルテクはすでにDVD化もされているけれど、今回はクルテクの未公開作品を含む他作品が初めて上映される。クルテク以外にもこいぬやコオロギなど、超キュートなキャラクターが大集合。ほのぼのとした癒し系キャラが多いので、大人たちの心もくすぐること間違いなし!
また最近では、書籍やキャラクターグッズのアイテムもどんどん増え始めている。ぬいぐるみからステーショナリーなどまで数多く販売され、人気急上中なので要チェ〜ック!(田辺 香)