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富士山は休火山か?

「まさか」の大地震が福岡にも襲った。この辺りでマグニチュード7の地震は珍しい。天変地異が相次ぐと、自分の住む所は大丈夫なのか、気になってくる人も多いだろう。こういう時によく噂になるのが「東京の直下型地震」と「富士山の大噴火」だ。

では、富士山は噴火する火山なのか?私が小学生の時は富士山は休火山だと教科書に書いてあったのを覚えている。実は、かつては火山を活火山、休火山、死火山と区分していたが、今では休火山という分類は用いられていない。気象庁は、死火山とされていた木曽御岳山が1979年に噴火したのを機に、火山の区分を、過去2000年に噴火したことがある「活火山」と「活火山ではない火山」との2つにしたのだ。現在、富士山など国内108個の火山を活火山として観測している。これには6世紀に大噴火し火砕流を降らせた群馬県榛名山や、3千年前の大噴火で芦ノ湖をつくった神奈川県箱根山も含まれている。

「休火山」と言うと、活動を休止している火山のように聞こえる。火砕流という用語を有名にした雲仙普賢岳は約200年間、活動を休止していた。噴火直前まで山を緑が覆いハイキングコースもあったのだ。火山が数百〜数千年も活動を休止することはよくあることだ。「休火山」という言葉が使われなくなったのも納得がいく。

では、富士山の現在の状態はどうだろう。活火山の地下にはマグマ溜まりがあり、周辺では時々小さな地震や微動が観測される。富士山は宝永の噴火(1707年)以来活動を休止しているが、マグニチュード1〜2程度の小地震を毎月数十個観測している。つまり、富士山のマグマ溜まりは健在であり、このような意味から活火山なのだ。

では、気になる噴火はいつ!?
前回の噴火では、半月ほど前から周辺で地震が相次ぎ、潰れた家もあったという。
噴火前日、異常を肌で感じた獣が多数、富士山から逃げ出したらしい。噴火前にはこんな異常が必ずあるのだ。富士山には現在、こうした異常は認められていないので、すぐに噴火はしないだろう。噴火するかどうかは異常が出始めてやっと予知できるので、「○○年○月○日に噴火する」と月日まで予告する情報もあまり信用する必要はない。ただ、地震はいつ起こるか分からないので日頃の対策は必要だ

富士山は人間の一生で例えるなら青年期の活火山だ。いずれ噴火等で形を変えるだろう。優美な姿を見られる私たちは、ラッキーな時代に生まれたのだ。(真夜中の予報士)

2005年3月30日 00時00分

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