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中央分離帯? 縦積み? 大阪の自転車停め方学

見事なまでの「一列」。これでも案外合理的なのである。

大阪の人は、数駅分の距離なら電車を使わず自転車に乗って行く人だらけ。そのくらい自転車が好きだ。だからか、当然のように自転車置き場はどこも自転車で溢れ返っている。
しかし、一見雑然として見える自転車置き場も、実はある一定のルールに基づいて停められているらしい。
そんな大阪ならではの「自転車の停め方」があることをご存じだろうか?

たとえば横幅の狭い商店街に自転車を停める際。
店の前に横付けしてしまうと道がドンドン狭くなる。そうなれば他の客に迷惑だし、何より自分が出入りしにくい。そこで商店街を愛する大阪のオバチャンは考えた。
「じゃあ真ん中に停めたらええんやん」

というわけで、狭い商店街にはこのルールが適応される。
まず一人目が商店街の真ん中に堂々と自転車を停める。それも道を遮るように停めるのではない。「進行方向に向かって」停めるのである。
2台目3台目は、その後ろに続くように置かれていく。つまり商店街の真ん中に、何台もの自転車がまっすぐ列をなしているという状態だ。
写真を見ていただければ一目瞭然だが、自転車のおかげで商店街が二つに分かれてしまっている。
一糸乱れぬ、何とも美しい停めっぷりではないか。
誰も「ちょっと斜めに停めたろ」とか考えないのである。
そんな事を実行するのは初心者で、まず間違いなく地元の顔に注意を受けてやり直しを強制される。
商店街の警備員にこの状態を質問してみたところ、いただいた答えは、
「狭いからしゃあないわなあ」
だった。

他にも、数十台の自転車が縦に積まれた豪快な自転車置き場もよく目にする。誰かにイタズラをされたのかと思いきや、これは停める人が自主的に積んでいるのだという。
「自転車泥棒避けや。こうしたら盗られへんやろう」
とのことだが、一番下になった自転車をどのように取り出すのかが目下の謎である。
(のなかなおみ)

2005年6月21日 00時00分

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