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搾取と戦うアメリカンアパレル、日本上陸へ

2005年8月19日 00時00分 (2008年6月27日 18時35分 更新)

(上)店内の様子、赤ちゃん用から大人用まで高品質なTシャツ類。(下)広告のモデルは従業員のことが多いのも興味深い

最近のアメリカ製造業の殆どは海外へのアウトソーシングで成り立っている(日本も同様でしょう)。衣料の97%は外国製で、アメリカ製だと思って買ったものでもタグを見ると「Made in China」というのが常である今日、Made in Downtown LA というのを引っさげて登場したのがアメリカンアパレル。通販好きにはお馴染みかもしれない。

ロスアンジェルス製品というだけではなく、ロスのダウンタウンに工場からカスタマーサービス、デザイン事務所、写真撮影まで一つ屋根の下で賄われているという、米国内では珍しい体制の会社である。

この会社がアピールしているのは「スウェットショップ」を廃止しよう、ということ。スウェットショップとは、アメリカ国外にある「低賃金、暴力や言葉による虐待、過酷な懲罰、エアコンなし、飲料水も足りない」といった劣悪な労働環境にある衣料工場という意味。そういった搾取される工場をなくしていこうという理念の元に会社が運営されているのだ。ちなみに、従業員には最低賃金の約2倍の時給$12.50を提示している。
無料マッサージや無料英会話教室、ランチ代の補助などの福利厚生も厚く、従業員に良い待遇をしないで良い物は作れない、という。そんな会社のためか、常時1000人以上の人がポストが空くのを待っている状態だという。

ロゴなしでブランドをアピールしないという事も売りの一つで、流行に惑わされないシンプルなTシャツや下着、靴下等を販売している。と言って商品が粗悪かと思いきや、そうならないために一つ屋根の下で全てを賄えるようにしたという「クオリティー」重視の会社だ。

「リーバイス501がパーフェクトなジーンズって言われているけど、何の説明も理由も表面化したことがない。あの古めかしいボタンなのか、カールがかったステッチのせいなのか。でもその魅力が人の潜在意識中に既に出来上がっているからパーフェクトになるんだと思う」と言うのは創始者のチャーニーさん。
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