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自分で組み立てられる本格派囲炉裏キット

「超薄型・囲炉裏キット」完成品もあるが、圧倒的にキットが人気。自在鉤はオプションだが、ぜひ付けて欲しい。囲炉裏の格が2つも3つも上がる。

友人が築100年を超える古農家を買った。
住むのに家の値段と同じくらいの改装費がかかったと言うお宅にお邪魔し、山仲間と真新しい囲炉裏で鍋を囲んだ。時々ぱちんと音を立てる炎を見つめながら、微酔いで交わす会話は楽しい。うちにもあったらいいなあ。そんな時見つけたのが、普通の部屋に床工事なしで設置できる、アウベルクラフト(株)の「超薄型・囲炉裏キット」。素人にも組み立てられ、本物に近い外観。これぞ求めていたもの。早速、同社に取材を申し込んだ。

「この囲炉裏キットのコンセプトは、低いということ、移動できるということです。2001年の販売開始以来、30〜50代のお父さんを中心に売れています」
同社の柴田さんは言う。特にこだわったのが、囲炉裏の「薄さ」。囲炉裏を囲む人々の一体感を大切にするため、できるだけ本物に近い、テーブル型ではない床の延長としての囲炉裏を作りたい、と。熱を逃がす方法の難しさや、費用がかかり過ぎることなど、開発には苦労が多かったそうだ。
キットの組み立ては2時間ほど。床の工事はいらない。使わない時は横にして、壁に立てかけておいてもいい。囲炉裏というと煙が心配だが、良質な楢や樫の炭を使えば煙はほとんど出ない。などなど、なかなかよさそう。お客さんの反応はいかが?
「本当に喜んで頂いています。お父さんが勝手に変なもの買ってきて、と娘さんに最初は白い目で見られていたのが、少しづつ寄ってきて一緒に囲炉裏を囲んで話をするようになったという話を聞いた時は、本当に嬉しかったです」

囲炉裏を欲しがるのはやはりお父さん。父の日のプレゼントとして送る娘さんもいるそうだが、お父さんが自分で買うとなると、購入までの難関は「奥さんの理解」だとか。
「お金と場所、この2つが問題ですが、5万円と90cm×90cmですから、どちらも何とかなる範囲なのです。奥さんの理解を得るための決め手は『生活を変える』ということをどう理解してもらうかですね。『テレビに流される過ごし方ではなくもっとゆったりとしよう』『これがあると早く家に帰るようになると思うよ』という風に、囲炉裏をきっかけに新しい暮らしを始めるというイメージを、いかにうまく説明するかです」

まさにお父さんの夢。奥様、いかがでしょうか。最後に、筆者の考える囲炉裏の効用をひとつ。
お客さんを自宅に迎えた宴席で、ふと会話が途切れることがある。何となく気まずい。間を埋めるためにTVを付けるのも興ざめ。囲炉裏があればこんな心配は無用。会話がなくてもTVがなくても、火を見つめているだけで大丈夫なのです。
(R&S)

2005年11月22日 00時00分

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