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知られざる日本のハンカチ事情

2006年1月28日 00時00分

(上)最近では表がタオルで裏がガーゼというものも。(下)綿とシルク混紡の大判 ブランドハンカチ

身の回りの品の中で、つい集めたくなってしまうモノのひとつがハンカチ。
昔は薄い綿のタイプのものが主流だったけど、最近はミニタオルもあって使い勝手のいいものが増えてきたように思う。ミニタオルは、手を拭いた後にびっしょりになってしまうこともないし、洗濯後にアイロンをかける必要もないので、実に不精者にはありがたいものである。

ところでこのミニタオル、いつのまにか身近な存在になっている。もしかしたら、ミニタオル派がハンカチ派を圧倒しているのかもしれないなどと勝手なことを考えつつ、ハンカチメーカーの「川辺」にハンカチについて話を聞いてみた。

「2004年度で言いますと、ハンカチとミニタオルの売上枚数の割合は、ハンカチ56.5%、ミニタオル43.5%です。やはり主流はハンカチですね。上代もハンカチとミニタオルでは違いますし」
とのことだった。
「ミニタオルが市場での地位が確立したのは、ここ7〜8年ではないかと思います。ミニタオルが登場した年代というのは、明確ではないんですが、80年頃にスポーツ系のブランドで小さめのタオルが出たりして、その派生ともいえます。タオルとハンカチの境目も曖昧ですし、同じブランドでもタオルメーカーが出しているものと、ハンカチメーカーが出しているものと、複数のメーカーから出ているものもあります。ハンカチは、実は隙間、隙間で発展してきている業界なんですよ」
と販売促進課の藤村さん。

最近の傾向についてうかがうと、
「ハンカチのサイズも昔より全体的に大判になっています。また逆に手のひらサイズの小さいものもあり、変化に富んでいます。それと、素材も綿とシルクの混紡とか様々なものが出ています。使い方も手や汗を拭くだけでなく首に巻くなど様々です」
と藤浦さん。

そもそも日本には、一枚の布で手を拭いたり、汗をぬぐったり、頭に巻いたり、物をつつんだりという手ぬぐい文化がある。ハンカチも時代とともに使われ方が変化していくのは、日本ならではの文化と言えるかもしれない。

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