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パン屋さんの「焼きたて」の定義って?

(上)やっぱり惹かれる「焼きたて」の札(写真:「ぱんぬはる(川崎市中原区)」) (下)取材中についつい買ってしまったパン

ただでさえ美味しいパン屋さんのパン。もちろん冷めていてもおいしいが、焼きたての温かいパンの美味しさは別格だ。

「ただいま焼きあがりました〜」なんて新しいパンが運ばれてくると思わずチェックしてしまったり、焼きあがったばかりのパンに付いている「焼きたて」の札を見るとつい手を伸ばしてしまったりするのは、私だけではないはず。

ついつい惹かれてしまう「焼きたて」という言葉だが、一体、焼きあがってからいつまでが「焼きたて」なのか? 気になったので、実際にパン屋さん巡りをしてその定義を調べてみた。

まずは、焼き上がりのパンに「焼きたて」の札をつけているパン屋さんを周ったところ、札を立てておく時間は、「30分」または「1時間」という回答のみ。小さめのパンは30分、大きめのパンは1時間とわけているお店もあった。焼き立ての定義は、どのお店も基本的に「冷めてしまうまで」。もちろん、これらのパン屋さんはどこもオーブンや釜があって、お店で焼いていた。

一方、お店で焼いているけれど、あえて「焼きたて」の札をつけていないパン屋さんもある。そんなパン屋さんも、「主要なパンについては、焼き上がりの時間をご案内しています」とか、「焼きたてのパンは、冷めるまでしばらくレジ横の目立つところに置いておきますよ」など、焼きたてにはこだわっている様子。「焼きあがったものからドンドン売れていきますし、焼きあがったものはすぐに出しているので、基本的にはほとんど焼きたてです」と人気のパン屋さんらしいコメントや、「基本的にお店で焼いたパンを焼きたてパンと言っています」なんてかなり大雑把な定義もあった。

また、百貨店などのパン屋さんのなかには、スペースの関係上お店で焼くことができず、工場から運んでいるところもある。そんなパン屋さんは、さすがに「焼きたて」と謳ってはいなかったが、「工場からは一日に何度も運んで、できるかぎり焼きたてを提供しています」とか「届きたての新しいものから前に並べるようにしています」など工夫していた。また、カフェ付きのパン屋さんでは、パンを温めてくれて焼きたて風味が味わえるところが多いのも嬉しい。

最後に、街角で出会う移動式パン屋さん。車一台がそのままお店になっていて、「焼きたてパン」などのノボリを立てていたりするが、実際にオーブン付きの車も多い。「売れ行きをみながら随時焼いていけるので、いつでも焼きたてが提供できる」んだとか。

やっぱりどのパン屋さんにもこだわりがある、「焼きたて」のパン。定義はマチマチだったが、あえて定義すれば、「冷めてしまうまで。平均30分〜1時間」といったところか。まあ、定義がわかったところで、その響きを聞いたらつい買ってしまうことに変わりはないんだろうけど。(古屋江美子)

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2006年4月23日 00時00分

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