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除湿機が冷風機・扇風機より圧倒的に売れる理由

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思わず旅に出たくなりそうな見た目の、うちの「コンビニクーラー」という除湿機。「部屋は閉めきらない」がポイントのよう。

先日、ヨドバシカメラで「冷風機能つき」という除湿機を購入した。そうしたら、どういうわけか「オマケ」として、湿気とり3個パックがついてきた。

「除湿機だけじゃ不十分ってことか? これも合わせて使ってくれってか? それとも、テレビショッピングにありがちな『今ならオマケにもうひとつ!』なサービスか?」
にわかに不安になってきて、ヨドバシの季節家電担当者に問い合わせてみると、部屋の広さ・構造を確認したうえで、こんな回答をくれた。
「除湿機で十分です」
え!? じゃ、何でついてきたの?
「併用しても別にいいのですが、お部屋の除湿は除湿機で十分なので、お部屋以外、トイレや廊下、脱衣室など、離れたところでご利用ください」
そういえば、季節家電売り場ではいま、エアコン以外には「除湿機」「空気清浄機」の占める割合が圧倒的に高く、自分が学生時代に主力だった扇風機・冷風機などは、「マイナー」路線として隅に追いやられている状況だ。

私もとりあえずこの波に乗って除湿機を選んでみたはいいが、実際、そのメリット・デメリットを正しく理解していない。どういう違いがあるのだろうか。
「除湿機の場合、文字通り、湿度をとりますが、冷風機の場合、タンクにお水を加えてフィルターにしみこませ、裏の扇風機のファンで冷たい風を送るというしくみですので、気化式の加湿機のようなもの。むしろ湿度は高くなっちゃうんですよ」と担当者は言う。

また、扇風機の場合、風を送ることで室温を下げるが、あまり大きく湿度は下がらないそうだ。
「不快感を生むのは、温度よりむしろ湿度です。国内の夏は高温多湿であること、近年、さらに湿度が高まっていることから、扇風機や冷風機より圧倒的に除湿機の需要が高まってるんですよ」

ただし、除湿機をかけたまま部屋にいると、表側は涼しいが、側面と背面は熱くなってきて、結局室温は上がってくる気が……。
「確かに、部屋を閉めていると、除湿機の運転で放熱するので、湿度は下がるけど、室温は上がります。部屋は閉めきらずに使用し、使わないときは換気して空気を入れ替えてください」

寝る前などに除湿でジメジメをとり、その後、冷風にきりかえ、オフタイマーで安心して睡眠……というのが理想のよう。
除湿機・冷風機・扇風機、いろいろあるけど、それぞれの「得意分野」をいかし、上手に使いたいものだ。
(田幸和歌子)

2006年7月4日 00時00分

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