
でもお正月のお雑煮や、海苔を巻いてお醤油をつけて食べるお餅は大好き。お正月以外は食べないのだが、お正月になると恋しくなる、そう考えるととっても不思議だ。日本人ってそういうところがあるよね。血が騒ぐというかなんというか……。
さて、日本人のお餅の食べ方として忘れてはならないのが和菓子。大福のような定番和菓子に欠かせないお餅だが、最近は洋菓子にもお餅を使ったものが多く登場している。まず思いつくのは、一大ブームとなった「いちご大福」からの流れで誕生したと思われる洋風大福。チョコレートやクリームの入った餅スイーツは今や定番にもなりつつある。中にはスポンジも一緒にショートケーキ丸ごと入っているものも。あとはアイスクリームかな。お餅と洋風デザートの出会いはどれも人気商品だ。
お餅好きな私、さらに進化した出会いに遭遇した。
箱詰め12個入りで届いたもっちーず。手のひらサイズの小粒で、卵色をしたお餅に包まれている。さっそく中をちぎってみると、ふわふわクリームが登場。お口にいれると、お餅が意外にもふわふわしていて、普通の大福に使われているお餅より圧倒的に柔らかい食感。それにふわふわクリームがからまって、口の中はとろけるふわふわワールドに包まれた。味は甘すぎず、生クリームそのものの味にチーズの風味が控えめに融合して品がいい。お餅なのにふわふわで優しい味わい。なんだか幸せな気分になれるスイーツだ。
「もっちーず」を販売している『願いかなう絵馬の町』の店長・明山さんによると、もともと人気のある「苺よーぐると大福」の弟分として誕生したこの商品、発売以来反響は上々だという。
餅スイーツの新境地、「もっちーず」。お正月の定番お餅料理に飽きたら、ぜひともご賞味ください。
(さくら)