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お風呂の水、何日間なら替えなくても平気か

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上から順に1日目、3日目、8日目、そして、13日目

5〜6月の少雨で、西日本を中心に水不足の心配が続いた。先に日本列島に上陸した台風4号の雨で心配は薄れたが、生活に欠かせない水、足りなくなったら大変なこと。東京都水道局によると、家庭で1日にひとりが使う水の量は2005年度の実績で242リットル。1980年度には199リットルだったというから、20%ほど増えたことになる。

内訳を見ると、トイレ、風呂、炊事が約4分の1ずつを占める。節水するにはどうしたらいいか。一人暮らしで自炊もあまりしない筆者、トイレと炊事の水は減らせない。残るは風呂の水。そもそも風呂の水って、毎日替えなくてもいいんじゃないか。ということで、何日までなら水を替えずに、追い炊きの繰り返しで我慢できるか。実験を始めた。

お湯に入る前にきちんと体を流す。一人暮らしだと省略してしまいがちだが、お湯を汚さないようにちゃんとする。いつもなら湯船の中で足の裏の垢なんか取ってみたりするのだが、これも我慢。外で体を洗う時は湯船のお湯を使い、使った分だけ翌日水を足す。そういえば、体は毎日洗わなくてもよい、と誰かが言っていた。これも参考にしよう。

2日目は全く問題なし。3日目に少し変化を感じる。水はきれいだが、ゴミや抜け毛がチラチラ。沸かすと少し臭いがして、湯船の底にヌメリが少々。こするとすぐに取れる。4日目以降はあまり変化がなく、まあ大丈夫、という状態が続く。変化が現れたのは9日目。臭い、ヌルヌル感ともにアップ。やばいかも。と思ったが、10日目以降状況はあまり変わらず、13日目に到達。借家住まいゆえ、そろそろ掃除をしないとマズイ。実験終了。

結果としては、2日間は全く問題なし、8日間まではマアマア大丈夫、ちょっと我慢すれば2週間はいけるという感じ。計算してみると1日あたり約120リットルの節水になった。大きな成果と言えよう。しかし、気になるのは衛生上の問題。東京都福祉保健局に聞いてみた。

「何日も使い続けるのはいいとは言えませんね。家庭の浴槽は小さく、ひとり入ると大腸菌が出てきます。何日も使い続けると臭いも出ます。銭湯などでは循環消毒や錠剤による消毒をしていますが、一般家庭ではやらないでしょう。残り湯は洗濯に使うのが一番です」

ありゃりゃ。というわけで、皆様にはお薦めできない結果となってしまった。ところでこの実験、別の成果があった。「夏の日中、閉め切った部屋は何℃になっているのか」でお知らせのとおり、夏の留守宅は30℃以上になる。日中湯船に水を張っておくと、こもった熱が湯船の水を温め、水温も30℃前後になる。帰宅後、少し沸かすだけでお風呂が適温になるのだ。測ってみると、普段なら20分かかるところが9分で適温に。「出勤前に湯船に水を張っておく」こっちの方が実践的な節約と言えそうです。
(R&S)
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2007年7月19日 00時00分

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