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ねずみ男は、実は峰不二子ちゃんだった!?

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その名も「ビビビのねずみ男」。ダンナ所有のTシャツでは、こんなカッコいいことにされてます。それにしても、実に意外な人物と激似でした。

最近、鬼太郎のマンガなどを読みながら、ふと気づいてしまったことがあった。
ねずみ男が、見た目には似ても似つかぬ、ある人物にソックリだということ。
それは、「ルパン三世」のお色気キャラ・峰不二子ちゃんだ。

まず類似点をカンタンに挙げてしまうと、
・カネに汚く、がめつい
・ずる賢い
・よく鬼太郎(ルパン)を裏切る
・鬼太郎(ルパン)がいざピンチになると、助けに来る
・鬼太郎(ルパン)はどんなにひどい目に遭っても、なぜか憎めない
というあたりだ。

ごく初期の、貸本時代の鬼太郎から、その一例を見てみよう。
『貸本まんが復刻版 墓場鬼太郎2』(角川書店)では、ふとしたことから鬼太郎が手にした100万円をかっぱらって逃げ、片足を上げたセクシーポーズで振り返り、「どうだ」の決めゼリフを吐く。「ヤラレタ」と鬼太郎は呟くが、これはルパンに「ルパン、悪く思わないでね♪」と言い、お宝を独り占めして逃げる不二子ちゃんソックリだ。

鬼太郎の神通力が、チャンチャンコによるものとわかった際には、ニセ鬼太郎にその情報を教え、本物にとって代わることを提案(同2巻)。
「今にテレビや映画にひっぱりだこになってコッテリもうかるぜ」と、カネに関しては、次々に悪知恵が働くのも、また不二子ちゃんだ。

また、『貸本まんが復刻版 墓場鬼太郎6』では、鬼太郎が「あの世保険」の第1号の加入者としてねずみ男を勧誘するのだが、そこは超リアリストのねずみ男、「ありもしない世界にビタ一文だって払えるかヨ」とキッパリ。
散々裏切った挙句、いざとなると、「鬼太郎くん今こそ君を必要とするときなのだ」(同6巻)と甘い声を出す上手さも、不二子ちゃんっぽい。

一方、ねずみ男に対する鬼太郎の思いも、不二子ちゃんに対するルパンに似ている。
「ねずみ男は外面はきびしい人だが 本当の心はやさしい人だと……だから僕は前から心から彼をにくむ気持にはなれなかったんだ」(同6巻)
これは、鬼太郎が、目の前のご馳走を、ねずみ男の好意によるものと勝手に誤解したものだったが、そこは切ない男心。「自分に好意があると思いたい」願望がある以上、鬼太郎はいつだって、ねずみ男に弱い。

そんなおばか説を、水木しげるなど、貸本研究をしている編集者に話してみると、驚くべきことに、スンナリ受け入れられてしまった。
「言われてみれば、そうですね。確かに似てます。しいて違うところを挙げるなら、峰不二子には女という武器があることと、ねずみ男は半妖怪で、普段は人間的なズルさを一身に背負っているんですが、危機に陥ったときは、妖怪としての力を発揮するという点。また、強い妖怪にはヘイコラするしたたかさが、面白いんですよね」

ちなみに、水木しげるの鬼太郎の誕生は1954年。紙芝居版鬼太郎大作「蛇人」が最初で、ねずみ男は、60年「墓場鬼太郎」の「下宿屋」という話ではすでに登場している。
対して、ルパン三世は、67年に連載開始した漫画なので、実は、ねずみ男が不二子ちゃんに似てるんじゃなく、不二子ちゃんがねずみ男に似ているといったほうが良いかもしれない。

「不潔王」と「絶世の美女」、いずれも最強だ。
(田幸和歌子)

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2007年9月15日 00時00分

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