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同窓会ノリ!? 『グーニーズ』DVD特典が面白い

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『グーニーズ特別版』
特典映像の「解説」を全編見ると、もうグッタリ。自分も「同窓会」やった気分になります。

先日、報じられた「1985年に公開されたアドベンチャー映画『グーニーズ』の続編製作、決定か!?」というニュースに、子どもの頃、夢中で観た世代などは特に、胸躍らせた人も多いのではないだろうか。

ところで、そんないまこそ観たいのが、『グーニーズ特別版』DVDだ。
テレビ版の名吹き替えとの比較から、「DVDの吹き替えにガッカリ」などの声も一部ではあるものの、なんといっても見逃せないのが、大人になった彼ら自身による「音声解説 隠された秘宝」である。
リチャード・ドナー監督のもとに、かつての子どもたちが大集合し、当時の映像を見ながら、同窓会感覚で「あのときはこうだったよね」などと語り合う内容なのだが、実はこれ、ほのぼのを通り越して、ものすごいぶっちゃけトークの応酬なのだ。

まず、視聴者に向けて、変わり果てた(?)グーニーズが、自己紹介してくれるのだが、映画ではいちばんのオチであり、いちばんオイシイ役だった食いしん坊のおデブちゃん「チャンク」(ジェフ・コーエン)が、「現在は大物弁護士として活躍してる」「いちばんの出世頭」というのも、リアルに同窓会っぽい。
「チャンクが腹踊りをするシーン、実は一時停止すると腹に水疱瘡のあとが見える」「一番多かった演技指導は、主人公・マイキー(ショーン・アスティン)のビックリ目玉」など、和気藹々と、当時のエピソードが語られるなか、いちばん驚くのは、タブーにも思える裏話の数々。
実は、手のアップのシーンは、たいてい「45歳のおやじの手だった」「マニキュアを塗った女性の手がやっていた」というアバウトさ。
他にも、「地図が途中、違っている」「(マーサ)プリンプトンを、役名でなく実名で呼んだシーンがあったが、カットされてない(笑)」など、信じられないズサンなつくりを、出演者たちが暴露しているのだ。

さらに、極めつけは、宝の地図から家を探し出すシーン。
グーニーズの面々は、監督が傍らにいるにもかかわらず、「映画史上最悪の合成シーンの登場だ!(笑)」「何だこれ? 大作のはずなのに(笑)」と、揃って大ウケ。
当のドナー監督が、「1984年だから(苦笑)」と言い訳すると、「(同じくドナー監督作の)スーパーマンは飛んでたよ」とフォロー、「いい子だ」と返す監督に、さらに追い討ちをかけるように「人は飛ばせて、どうしてこうなるの?」という痛烈なツッコミをしていた。
さらに、撮影時に「爪を噛むな」と監督に注意され、「直ったら100ドル」と約束していたと訴えるマーサプリンプトンが、「直ったわよ」とキレイな爪を見せ、その場で100ドルをせしめる珍場面もあった。

それにしても、この互いの遠慮のなさ、距離感、恩師が子どもたちに「してやられる」逆転劇も、まさに同窓会ならではの楽しみではないだろうか。
もう一つ驚きなのは、この解説、映画1本分まるごと出演者が観ながら語り倒しているということ。
途中、出演者の1人が、「これ、最後まで観るの?」と呆れてツッコんだり、主役が退席してもどらなかったり、グダグダなのだが、まるで撮られていることを忘れているように、みんな自然で、みんな楽しそうだ。

懐かしい『グーニーズ』の、知らなかった新たな一面として。オススメです。
(田幸和歌子)

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2007年11月12日 00時00分

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