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お墓ってどこに建ててもいいんですか?

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永遠に眠る場所について、考えたことありますか?

田舎道などをドライブしていると、思わぬところにお墓がポツンと現れて驚くことがある。都会では墓地不足が深刻といわれているけど、田舎はやっぱり土地があるんだなあ……なんて感心していたけど、いやまてよ。そういえばお墓ってどこに建ててもよいの?

そこで葬祭サービスを行っているセキセー株式会社に話を聞いてみると、なんでも墓地を設けるには都道府県知事の許可が必要らしい。詳しくは「墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)」で定められているとのこと。
「田舎で見かける田畑の中などにある墓地は、現在の法律が出来る以前からあるものです」
やはりお墓はどこにでも建てられるものではなかったのだ。

ちなみに同社では海への「散骨」代行業務もおこなっている。大自然に眠るなんてなんともロマンチック……。でも墓地に制限があるのに、骨はどこにでも撒いてもよいものなの? と新たな疑問をぶつけてみると、
「散骨場所については法律が定められているわけではないが、1991年には法務省・厚生省が“葬送の一環として節度をもって行われるのなら違法ではない”との見解も示している」
のだそう。ただし「節度をもって」というなかには、様々なことへの配慮を含んでいるため、
「当社の海上散骨ではご遺骨をそれとわからないよう粉末状にする、散骨の実施は沖に出ておこなう、漁場を避ける、環境に配慮するなどの自主規制によりおこなっています」
とのこと。

さらに同社のサービスで驚いたのは「宇宙葬」。これは遺骨の一部を衛星ロケットに乗せて地球軌道上へ打ち上げるというものだ。散骨と宇宙葬、いずれも申し込み件数は増えているそうで、
「“こんな方法があったのか”という驚き、夢やロマンを感じるという声をお聞きします」。なかには「自分が申し込みたい」という問い合わせもあるそうだが、残念ながら生前申込は受け付けていない。

「宇宙から大切な家族・友人達を見守っていて欲しい、故人の夢をかなえたい、そんな思いから宇宙葬は始まりました。また散骨は、自然に還りたい、好きだった海に散骨してほしい、といった希望をかなえるお手伝いをさせていただいております。お申し込みいただく理由はさまざまですが、それぞれの想いで故人を見送っていらっしゃるのだと思います。従来のお墓に加え、選択肢の一つとしてお考えになる方が増えてきているのではないでしょうか」

コネタ読者の方にはまだ先の話だと思うが、この機会に自分が安らかに眠りたい場所を考えてみるのもおもしろいかもしれない。
(古屋江美子)

セキセー(株)HP
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2007年12月8日 00時00分

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