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1日は24時間ではなかった?

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(上)地球は太陽の周りを楕円を描いて回っている。
(下)1日の長さは季節によって違う(理科年表より作成)

年末年始。暦や時について考える機会の多い季節だが、コネタ「理科年表で涼む!?」でもおなじみの、技術者必携の書「理科年表」にも暦欄がある。さすがに科学書なので、毎日の運勢や大安仏滅の暦は載ってないが、二十四節季の暦や日の出、日没の時刻なんかが記されていて、日常生活にもチョットだけ使える。

さて、この理科年表の暦欄を眺めていると、面白いことに気がつく。1日って何時間? と問われれば、もちろん24時間なのだが、これは人間界でのお話。お正月のテレビや新聞で地球環境の問題が盛り上がっていたが、自然界、地球の1日は、実は24時間ではないのである。

東から昇ったお日さまは真南を通って西に沈む。真南で一番高く輝くことを「南中」というが、南中から翌日の南中までを1日として、理科年表でその時間を調べてみよう。すると、季節によって24時間より30秒ほど長かったり、20秒ほど短かったりすることが分かる。2月中頃までは24時間より長いので、地球の時計は人間界の時計よりどんどん遅れて、2月中旬には累計で14分も遅れてしまう。人間界で最近はやりの電波時計なら1日に1秒たりとも狂わないのに、実は地球って結構フラフラしている。

どうしてこんなことが起こるのか。地球は太陽の周りを楕円を描いて回っている。円じゃなくて楕円なので、季節によって回るスピードが少しずつ変わってしまう。だから24時間ピッタリにはならない。他にもいくつか理由があるが、主なものはこれ。壮大な世界のお話である。

都会で暮らしていると、電車が2〜3分遅れただけでイライラしたりするもの。でも、我々が暮らしている地球の時計は、こんなふうに累計で15分ほど遅れたり進んだりしているのである。今年は少しおおらかな気持ちでゆこうと、理科年表を眺めながら、炬燵の中で思ったのでした。
(R&S)
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2008年1月8日 00時00分

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