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車の助手席から消えつつあるもの

車上荒らしにやられた助手席の鍵穴。修理費用55,000円也

やられてしまった。
車上荒らしである。駐車場に車を停めて登山に出掛けた1泊2日の間に、助手席のドアの鍵穴を壊され現金700円を奪われた。これだけなら笑い話で済むのだけれど、鍵穴とドアの板金修理にかかった費用が55,000円! なんだかとても腹が立つのである。

筆者が被害に気づいたのは、車に戻って3時間以上もたってから。何となく虫の知らせがあって鍵穴を見てみたのだが、ふだん、助手席の鍵穴を眺めることなんてない。もしかしたら、何日間も気づかなかったかも……敵ながら、いいところに目をつけたものである。

今回の登山、仲間と車3台で出掛けたのだが、1台だけが被害に遭わなかった。そして、その車の助手席には鍵穴がなかったのである。最近の車は、防犯のため助手席のドアに鍵穴を付けなくなっているのでは? ということで、自動車メーカーに聞いてみることにした。

「ご指摘のとおり、助手席のドアの鍵穴は減少しています。ワイヤレスドアロック、集中ドアロックの標準装備化が進んだことによるものです。しかし、防犯上、有効に機能するものとは認識しておりません」(トヨタ自動車広報部)
同社で最も小さい車『パッソ』でも、ワイヤレスドアロックが標準装備だという。ボタンひとつで鍵を開け閉め、がもはや当たり前になっているようだ。となると、そもそも、助手席の鍵穴は何のためにあるのか。昔だったら、彼女のために助手席の鍵を先に開けてあげる、なんてこともできたのだが。
「お客様によっては、利便性に寄与する可能性があります。キーを差し込んで開閉する際、寒冷地などでは鍵穴が凍る場合がありますので、数があると助かる、といった声もあるようです」(同)

駐車場で車20台を調べてみると、助手席のドアに鍵穴がなかったのは1台だけ。まだまだ多くの車に付いているようだけれど、世の中が便利になる中で、役目を終えて消えつつある物のひとつなのかもしれません。
(R&S)

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2008年3月5日 00時00分

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