日増しに春めいてきているが、まだまだかぜにも油断ができない。おまけに花粉症シーズンということもあって、「のど飴」のお世話になっている人も多いことでしょう。
ところで、ひとくちに「のど飴」といっても、いったい普通のアメちゃんと、どこが違うのだろうか。
おおざっぱに考えると、メントールとかハーブとか入っていて、のどが「スーッとする」飴という感じがするが、フルーツ味の、普通に甘いのど飴だってあり、“のど”飴なのに、「鼻がスーッとする」とか書いてあるものまである。「鼻飴」?
とにかく、コンビニの飴の棚は、いろんなタイプの「のど飴」でにぎわっている。
結局、何がどうなると、「のど飴」は「のど飴」を名乗っていいのか。「これが入っていないと、のど飴として売ってはダメですよ」的な基準でもあるのだろうか。
まず、お菓子業界に関連する、ある社団法人にたずねてみたところ、
「基準となると、各メーカーさんによって違うと思います」
とのこと。
つまり、のど飴「定義なし」。
のど飴のテレビコマーシャルを流しているお菓子メーカーに、「のど飴って、何ですか?」と聞いてみてもやはり、「定義なし」。
「一定の基準がありませんので、各社において異なりますね」
とのことだった。では、この会社的にはどんなものを「のど飴」にしているのか、と聞いてみたところ、
「当社におきましては、のどがスッキリするよう、商品ごとに素材や成分を配合しておりまして、主にハーブを使用することが多いと思います」
言ったもん勝ちというか、なんとなくイメージで、「のどがスッとするから“のど飴”のカテゴリーにしとこう」といったぐらいのザックリしたものであるようだ。
しかし。
「ウチののど飴は、ちょっと違いますぜ」派も、いそうなのである。
お菓子売り場でなく、薬局やドラッグストアで売られている「のど飴」たち。これらは、「医薬品」という扱いになっている。
そのうちのひとつ、「南天のど飴」でおなじみの常盤薬品工業に、この医薬品系のど飴についてたずねてみると、
「やはり医薬品ですので、効果・効能があるということになりますね。…



