最近では、テレビ放映のたびに、ネットに「バルス」が書き込まれる現象、いわゆる“バルス祭り”が発生。昨年夏の放送時には、Twitterの投稿数は約431万ツイートを記録したほど。
そんな“バルス祭り”をさらに盛り上げてくれそうなアイテムがこの夏発売になる。映画に登場する飛行石を模したアクセサリー、その名も「天空の城ラピュタ 光る飛行石 光のちから 音声認識バルスモード搭載」だ。
飛行石を模したこのアクセサリーは2007年に発売以降、年間約2万個を販売しているヒットアイテムである。今回は第3弾目のバージョンアップとして、ついに音声認識モードが搭載。ペンダント下部のスイッチに軽くタッチすると30秒間青くボワーンと光り、その間に「バルス!」と唱えると、言葉を認識して強く光り出す仕組みだ。
ちなみに2007年発売の第1弾ではスイッチに軽くタッチするとぼんやり光る仕様で、2011年発売の第2弾ではスイッチを長押しすると強く光るバルスモードが追加された。今回、音声認識モードを搭載した理由については、
「いままでの商品は音声認識ではないのに、お客様が商品に向かって“バルス!”と唱える姿が見られたので」
と商品を販売するベネリック株式会社トレイン事業部の高橋さん。
もともと年間通してお子様から大人まで人気がある商品だそうで、
「特にテレビで『天空の城ラピュタ』が放映される前後はかなりの反響があります」
とのこと。たしかに、バルス祭りの際、これが手元にあれば気分が何倍も盛り上がること間違いなし!
ただ、バルス祭りは、いつ開催されるか分からない。
■アクセサリーとして身に付ける
第3弾からペンダント紐もセットになり、アクセサリーとしても使いやすくなった。これからの季節、シンプルな無地のTシャツのアクセントにするなど、あえて目立つように身に付けてみては? 高橋さんも「ぜひ、首から下げてシータになりきってみてください」とコメント。『天空の城ラピュタ』ファン同士なら見ただけで話も弾み、コミュニケーションツールになってくれるかも!?
■パーティや飲み会の盛り上げグッズに
同商品はもともとハロウィン時期によく売れていたそうだが、ハロウィンに限らず、パーティの盛り上げグッズとしても最適。飲み会のちょっとしたネタとしても使えそうだ。
■大切なものをなくしたときの簡易探知機がわり
この商品は、ペンダント紐のほかにストラップ紐もついている。カギや携帯など大切なものにつけておけば、家のなかで見当たらないときなどに、「バルス!」と叫んですぐに見つけることができるかも!?
■癒しやお守りアイテムとして
青い幻想的な光は、暗いところで見るとキレイなので、見ているだけで癒される。また、かなり明るく光るので、暗闇が怖いとき(トイレに行くとき、夜道の一人歩き……など)、お守り(?)代わりに光らせておくのもよいかも!
なお、今回はシークレットモードもあるそうで、作中で、ヒロイン・シータが幼い頃、故郷ゴンドアの谷で祖母に教えてもらった困ったときのおまじない「リテ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール」と唱えてみると何かが起こるかもしれないそう。ちなみに、飛行石には反応しやすい声と、しにくい声の方がいるとのこと。
「自分がラピュタ人かどうかの確認ができるかも!? ですね」
うーん、自分の声に反応してくれるか気になる!
商品は、2014年7月(予定)より、全国のどんぐり共和国 などで販売。
「第3弾の発売は少し先になりますが、みなさま楽しみにお待ちくださいね」
ぜひ、発売までにあなたなりの使い方を考えてみては?
(古屋江美子)