SNSが広まった現代、同じ趣味趣向の人間が集まり、団体を作ってウェブ上で大きなムーブメントになることがありますが、リボンを愛する大人女性が集まり、日本全国にその魅力を伝える団体が「日本おリボン党」です。
現在では300名もの党員(政治結社ではないらしい)が集まるおリボン党の党首であり、ファッションモデルの白川みきさんにお話を聞いてみました。


――日本おリボン党ってなんですか?
おリボンを日本全国に広げようと思って結成しました。日本おリボン党を結成したのは2年前の4月で、全国に発信しだしたのは最近で、まだ1年くらいです。

リボン大好きファッションモデルが党首 「日本おリボン党」の活動とは?
おリボンで行こう!

――なぜ結成しようと思ったんでしょう?
幼少期からおリボンが大好きで、いつも身に付けていました。周りでも大人になると、もういい年だからと、使わなくなってしまいますよね。せっかくステキなものなのに、我慢したり周りの目を気にして着けなくなるのはもったいないなと思います。おリボンをつけることで、ワクワクして、いつまでも若々しくいられるというのはアンチエイジングにつながります。


――活動はどんなことを?
大人でも幼くならないおリボンファッションのPR、みんなで集まっておリボンファッションを楽しんだりしています。おリボンは縁結びといわれていて、人と人を結ぶ意味があるんですよ。本部のある名古屋は古風なファッションが人気で、特に可愛いもの好きが多い。名古屋からもっとおリボンを発信して、関東はもとより全国におリボンの縁を広げたいですね。

名古屋で発足したのですね。そういえば、名古屋巻きという巻髪に代表されるように、名古屋はファッションでもリボンをつけている人がもともと多く見られます。
エレガントでちょっと可愛い感じのバッグチャームや靴、洋服も名古屋独特のかわいい雰囲気がありますね。

――ところでずっと気になっていたんですけど、おリボン党の「お」ってなんでついているんでしょう?
私は、幼少期からおリボンが大好きなので、普通に“お”をつけて言ってしまうんです。おリボンが本当に大好きなので丁寧に「お」をつけているのだと思います。

なるほど。それほどまでに大好きなんですね。

おリボン党は女性限定。
党則は『いつまでも大人可愛く』だそう。構成メンバーは全国にひろがって現在は300名以上にも。アラフォーが一番多く、30~50代が中心ですが、一番上が70代、下は中学生まで所属しているとのこと。幅広いですね。
入党した年配の方には、「若いときは身に着けていたけれど、年齢を重ねるたびに忘れていて、思い出させてくれて感謝している」という声も多いのだとか。おリボン好きフォーエバー!

「可愛いものを身に着けると、わくわくするっていう本能を思い出して欲しい」と熱く語る白川さん。

おリボン好きなら、入党してみるのもいいかもしれませんね。
(カシハラ@姐御)